ジショー温厚

結局は身から出たさび

でもあるのだよなぁ……

複雑な気持ちに陥っている78です

今回は以下記事の解決の経緯となります

 

紆余曲折を経てようやく母31日入所に

こぎつけたのを、土壇場で

最低32日延期とひっくり返された。

それをどうやって解決したのか。

 

まず、その前に……

 

 

いつも考えさせられる

おひいさまのブログです。

日常の困ったエピソードについて

様々な具体例を挙げられながら

おひいさまの豊富な経験を通して

その解決法をズバっと示されています。

今回の記事内にはありませんが

おひいさまのお婆さまの言葉はまさに金言

その一言一言に

目からうろこのことが多いです。

 

上記のブログを拝読してから

もう3年経つのですが

印象に強く残っていたんですよね。

バニャウと吠える飼い犬ポチと

それに良く似た気弱なオジサン……

読んだ当初から

何かこの二人というか一人に一頭に

妙に親近感を覚えたというか^^;

 

まぁ今回の私のケースは

厳密に言えばこのオジサンとは違うのでしょう。

相手に常に即連絡ですし

要件も的確に伝えているはずです。

 

しかし相手から見れば

「バニャウ」と迫力なく吠える

犬に過ぎなかったのでしょうね。

このおじさんは

「自分が傷つくのが怖くて

そのことばかり考えてました」

と言いました。

私のジショー温厚も

これと表裏一体だったのでは

ないかなぁと。

 

私は人の話をよく聞いて

それで最適解を導き出そうとする

傾向があります。

ですがそれも時と場合によりけりです。

軋轢を起こすのが好みではないのですが

これもおじさんの

「自分が傷つくのが怖い」

だけだったのかなぁと

熟々自己嫌悪に陥りました。

身から出たさび。

 

今回の老健との交渉の場合

老健のお話を聞いて

いつものように最適解を探り

私の中でもある「アイデアは浮かんだ」

のですがそれを敢えて伝えませんでした。

 

電話を切り、すぐにケアマネさんに

LINEで事情を説明し

『31日入居は不可能だと言われました。

何か解決する良いアイデアはありませんか?』

と丸投げしたのです。

丁度2時間後にケアマネさんから

電話がありました。

 

「新施設は予定通り31日で大丈夫ですよ」

「老健は再入所から8日間の

ショートステイに

切り替えました

 

あぁ助かった^^

ケアマネさんは頼もしい。

いざとなったら頼るべき!

 

その一方で

『やっぱりね(心の声)』

 

ケアマネさんの言葉は続きます

「これはぶち切れて良い案件で

もっと怒って良いと思います」

 

そして最後の決め手となったのが

ケアマネさんの老健に対する

「ここまで話を進めていてオジャンじゃ

訴えられても仕方がないですよ

いわば恫喝です。

これで若い相談員は泣きそうな声になり

「そんなぁ……」

「こちらはマニュアル通りにしただけで……」

と言葉を残した後

一気に解決の方向へ

進むことが出来たそうです。

 

私もショートステイの切り替えは

頭には浮かんでいました。

というか何故老健から

そう切り出さないかも不思議なくらいでした。

しかしジショー温厚な私の口から

同じ提案をしたところで

マニュアルを守ること優先の相手には

聞いてはもらえなかったでしょう。

シロウトには分かりづらい説明で

否定されるのがオチ。

だから丸投げして成功したのです。

大事なのは穏やかに議論することではなく

「てめぇ訴えるぞ!」

という迫力だったのです。

 

今回のケースで私がバニャウのおじさん

ケアマネさんがおひいさまに

被って感じられて仕方がなかったのです。

 

ケアマネさんからは

「言いたいことは言うべきですよ」

「今回78さんがハッキリ言われたので

老健も大分慌てていました」

とは言ってもらえました。

しかしそれだけでは不足していたのです。

崖っぷちに追い詰めた相手に対する

もう一押しが私には足りなかったのです。

 

それとケアマネさんのお話によると

抑も大学病院退院から新施設移行の件も

今の病院の手続き担当者が

老健に送った方が

と考えたのが発端のようなのです。

更に最初の担当者が移動していて

連絡が密ではなかったのです。

こんな事情はシロウトには分かりまへん。

 

5月の入院時は老健に戻す以外選択肢がなく

老健も拒まないと仰っていたのを

説明したにも拘わらず

戻れない可能性もあると

わざわざ病院に呼び出されて

カンファレンスを受けていたのです。

ですから今回はスンナリ行くと

思いきやそうではありませんでした。

前回より状態が悪いのですし

更に新施設も手配しているのに

それを聞いてはもらえない。

今回老健さんにワンクッションを

置かざるを得ず

トラブルが生じた主因です。

 

あくまで医療側の事情優先

あるいは担当者毎の裁量

熟々不親切なのですね。

 

ここで2年半前のことも思い出しました。

時間約束破り&5時間放置。

結局同じ構造です。

こちらの事情を把握出来なかったのは

担当者がコロコロ変り横の連絡もなし

更に縦の連絡もなし

遅刻を報告できなかったのも同様でしょう。

更に5時間放置したのは病院側の都合

そのほうがだから。

現状でこれに対抗する唯一の手段は

「責任者出てこい」

「てめぇ訴えるぞ!」

だったのかも知れません。

 

あの時は私も頭にきていましたので

口調は穏やかばかりではなかったのです。

元々温厚で認知症だった母は

「まぁまぁそんなに何を怒っているの」

と狼狽えながら、私を窘めていました。

そのこともありましたし

翌日父の手術を控えて病院側と

トラブルを引き起こして

宙に浮いたらどうしようとの思いも

強かったので抗議の迫力が不足

していたのかも知れません。

懇々と何度もシツコクも

効果があると思ったんですが

そんなのは幻想、バニャウと吠えているだけ

それよりも一言

「訴えますよ」

果たしてこれだけで違ったかも

知れなかったのだろうか???

 

『人間弱いまんまでいいんです』

しかし時には強くなって

徹底的に相手を打ちのめす必要もあります。

『自分が強いと錯覚した人間は

他人を攻撃する』

時には錯覚して攻撃する必要もある。

交渉術です。

 

今回様々な医療関係と接して

気づかされたことは

『相手はこっちの話

なんか聞いていない』

ってことでした。

マニュアル脳でそれを守ることに必死な人たち。

更に話す度に担当者が違って

前からの引き継ぎもなく

同じ事を繰り返し説明する必要が

あったこともしばしば

これが悲劇の引金になりかねないことは

直前に書いたとおりです。

 

この年齢で今更こんな事を書くのは

お恥ずかしい限りですが

このような相手に「上品」に接し

相手の話を聞くのは

こちらを不利にしてしまいます。

相手を遮ってでも

単純な恫喝が必要だったのです。

ギスギスしてイヤな世の中ですが

仕方ナッシングですね。

 

『弱いまんまでいいんです

弱者が手を取り合って

生きていく世界こそが素晴らしい』

でも現実に必要なのは恫喝です。

やはりこれからの世界は

この言葉に近づけるための

前向きな対処も必要なのです。

まず病院業務の効率化です。

 

ウイルスゼロという偽善で

いくら院内を清潔にしたところで

データ管理はお粗末でゴミ屋敷化

これを放置していたらアカン

整理こそが必要なのです。

数学者のみなさんの出番なのです。

役立たぬSIRモデルに固執するよりも

病院業務の最適化を図った方が余程有用。

それがひいては感染対策にもつながることを

是非理解して欲しい。

 

加えてウイルスゼロを目指す

タイサクの誤謬の周知徹底

相手の方がオカシイと

社会通念上認められることについては

「訴えるぞ!」は

極めて効果的ですが

タイサクが絡む場合はどうなのか?

これは「社会通念上」という

前提がないのです。

社会通念上は未だにタイサクが正しいと

思い込まされています。

今もなお、私の訴えは反逆軍です。

マスクに面会……

まだまだ茨の道が続きそうです。

 

結局はみな善意で懸命に動いているし

誰も悪くはないのです。

悪いのは硬直した「思考」と「システム」

前者は「カンセンタイサクの誤謬」

後者は「連絡が迷走かつ遅いこと」

この2つを放置し続けることに

問題があるのです。

 

硬直した思考

一刻も早く洗脳が解けて欲しいけれど

やはり反逆軍は感情ではなく

理で懇々と訴えるしか

道がないのです。

キレ芸も『訴えるぞ!』も効果はナッシング

それどころか逆効果になってしまう。

 

正規軍の八割オジサン

オモシロスだの

うるせーばかだの

キレ芸をみせても セケンから

信用を失わないみたいで

うらやましい限りですが

反乱軍には御法度なのです

 

とは言え同じ事を理で懇々と訴え続ける

この姿勢だってエネルギーを多大に使います。

野球記事を含め

このブログ全般に言えそうですw

一時的にこの記事をTOPに据えますが

しばらくしたら野球記事をTOPに戻します。

一番訴えたいことなので。

 

普通の犬とは違う吠え方をする

気弱なポチ君には

親近感を覚えて仕方がないのです

バニャウ犬