今日は父のデイサービスの日。

いざ準備の段階でがない。

 

杖がないと訴えるのは頻繁で

その度に探しているが

5分未満でほぼ見つかる。

杖の色と下駄箱あるいはサイドボードなど

保護色になっていて

立てかけていたのが見えぬ場合が殆ど。

 

ところが今日はいくら探しても見つからない。

デイサービスのお迎えが来るまで30分

これまであった場所の

どこからも見つからなかった。

結局デイサービスにはその旨お伝えして

杖なしで出かけてもらった。

 

財布とかカードとか小さい物ならともかく

保管場所が限られるあんなに大きな物が

どうして見つからないのだろう、

不思議だなぁと思いながら^^;

父が出かけてから1時間半

家中ひっくり返して探したが

やっぱりどこにも見つからない。

一体どういうこと???

 

ベランダを開けた形跡があるのでベランダ

更にそこから落とした可能性もあるかと

下の中庭まで確認に行った。

結局見つからず、長時間探すのもキツイ

汗だくでヤヴァイ感じなので

つごう2時間で探索打ち切り。

 

それから食事を摂って休憩。

父が一日の殆どを過ごす

介護ベッドに横たわりながら

俯瞰してみることにした。

俯瞰は大事っていつも書いてるもんねw

周りの景色を見ながら

父は杖を一体どうしたのだろう、と。

 

辺りの家具やサイドボードを見ながら

あそこの裏か?

でも杖って相当大きいからなぁ……

てな具合。

 

しばらくして数日前の

夜中のことを思い出した。

やたら介護ベッドをいじってたっけ

もしかして介護ベッド?

介護ベッドの下の隙間なら

真っ先に調べているが

そうではなく介護ベッドそのもの。

 

敷いてあったエアウィーブと

緑のマット(結構重い)を

持ち上げてみた。

すると……

あった! 茶色いのが杖

こんな感じで横たわっていた。

 

普段はこの上に厚さ7cmの

重みのある緑のマットに

更にエアウィーヴが敷いてある。

これをわざわざ持ち上げて

杖を入れたわけだ。

 

マットの弾力性で

下に異物があることは

寝転がっても全く気づかない。

 

こんなん分かるかぁwww

我ながらよくみつけたと思う。

以上

真夏の午前中

宝探しで汗だくになったでござるの巻

 

だそくヘビ

認知症の物探しの場合

引き出しやタンス

冷蔵庫や冷凍庫など

開け閉めするであろう場所以外に

このように我々が通常動かさない物を

動かして隠したりするから

探索も非常に厄介。

 

ゴミ箱は日常茶飯

トイレの便器もあり得て

つまりで業者を呼んだこと多数。

(紙詰まりを起こしており

紙の正体は不明だが

小さな必要書類であった可能性あり)

 

カードや証明書と言った

大事な物は絶対に渡せないし、

新しく買えるもの、

例えばインスタント食品などの

安価な消耗品は

探すのを諦めて買い足すことになる。

隠したのではなく食べている

可能性だってあるし長時間探すだけ無駄

しかしある日忽然と姿を現わしたりする。

これが物が溢れる主要因である。

 

クレカは持っていないと不機嫌で

夜通し粘着される。

何とか説得して現金で妥協。

されどその現金もすぐ行方不明。

現金だと仮に外で落とされていてもOK

すぐにストレスたまる宝探しの必要なし

されどカードは万が一の

外で紛失があってはならぬから

家中引っかき回して

即確認する必要がある、ストレスMAX

だから絶対に渡せない。

 

ここ数日のストレスに加え宝探し

疲労度max

父がいないとき集中して眠るのみ