さら に

左矢印

サービスを受けぬ自由と

それがもたらす障害

 

★5.1、新しいデイサービスとの契約。

施設の方がいらっしゃる20分ほど前から

ケアマネさんによる聞き取り

私がそれとなくお願いした

 

★父はケアマネさんにハッキリと言った。

『デイサービスには行きたくない

それよりも息子と散歩をしたい

それでリハビリは充分』

 

★ここまで言い切ったのは初めて。

心が揺り動かされる。

が、現況では二人で散歩は難しい。

 

出来れば私だってそうしたい。

しかしこれって2年前と同じ状況

一週間後に差し迫った私の呼び出しもあり

父を預ける場所は絶対に確保せねばならない。

 

2年前はそもそも手続きが時間的に

間に合いようがなかったのだが

認知機能には問題があっても

足腰がシッカリしていた母に対して

元々そのつもりもなく

母を同伴することについても

まだセケンを信用していた。

しかし残念ながら

「カンセンタイサク」の前には

セケンは極めて冷徹だったのだ。

 

我が家にとって全ての悲劇の序章

2年前の母の轍は

二度と踏むわけには

いかないのである。

 

通常のマニュアル通り

つまり福祉サービスを受けていないと

あり得ないミスを連発し

時間を反故にした相手に100%否があっても

それが全くなかったことにされ

全ての被害を被り

全てこちらに問題があることにされる

セケンから同情の声すらない

 

小生の感覚だとどう考えたって

5時間も約束を破る方がオカシイし

何が何でもカンセンタイサク最優先で

その後に放ったらかしはもっとオカシイ。

未だに納得できないのだが

それが現実なのだから仕方がない。

 

過剰に植え付けられた恐怖によって

寛容性を失った社会は

どうしても社会的排除の方向に

向かってしまうということです。

 

一方的に決めつけられた正義の御旗の下

そのしわ寄せを食らってしまった者は

結局泣き寝入りするしかないのです。

だからこそ いい加減な論拠での

タイサクには抗議し続けているのです

 

★父の望み、私が3ヶ月前まで

考えていたこととも大差ないんだよ^^;

このブログにも書いていた。

センモンカのゴタクセンに従わざるを得ぬ

福祉サービスに限界を感じていたので

私が出来るだけ付き添いたい

ただ、今は寒い、暖かくなるのを待つ

という旨を書いてきたはずだ。

 

★1月末まで極めて順調だったのが

突如ドギツイ譫妄が始まった。

一番寒い時期だったのがハードラック。

暖かくなるのを待っていたら

薬を元に戻すまで悪化の一途だった。

私は譫妄開始直前に増やしていたので

トリガーもお薬(間接も含めて)

を疑っている。

勿論私の印象で事実とは限らない。

 

今回のショートステイ、

入所前は確かに相当むくんでいたのが

足はすっかりキレイになって

ケアマネさんは喜んでいた。

しかし毎日見ている私の印象だと

薬とむくみとの関係はほとんどない。

というか私の薬の与え方で

1月末までキレイなことの方が多かった。

 

本人もむくみに対して自覚は全くない。

それによる苦しさはないと言っている。

肝心の症状

ご指摘通り歩きやすくなったのなら良いが

足のふらつきは悪化しているし

妄言・奇行に対しても同様だ。

つまり我々の生活に関しては

足のむくみと負担(当人も介護者も)は

関係がない、少なくとも第一義ではない。

 

これって3年間のソードーと

本質は全く一緒ではないかとも書いた。

『医原病』

線形ではなくカオス

自粛、マスク=感染抑止、社会全体の幸福

と単純な構図にならぬのと同質

利尿剤=足のむくみ減、父の負担減

とは限らない、複合要因

 

お薬がもたらす弊害(眠れない、夜中の頻尿)

自粛、マスクの弊害(枚挙に暇ないw)

を軽視しすぎているんだって ば

 

★だから、

減薬、ノーマスクで散歩の

ハイブリッド

は状態が良いときに

試してみたかったんだよね。

それでQOLがより好転するのか。

 

でも、今の父の状態じゃそれは無理。

せめて1月末の状態まで戻ってくれれば

望む所なんだが……

 

★昨日ケアマネさんと父が話しているのを見て

他者と接する重要性も感じたんだ。

ひょっとしたら私の『逃げ』なのかも知れない。

しかし私と話しているときと

ケアマネさんと話しているときは

明らかに態度が違う。

相当饒舌で機嫌が良く

「お前に話してもどうせ通じない」

という苛立ちは微塵もない。

 

現況散歩に連れ出すのもやっと

連れ出したところで

得体の知れぬ妄言が始まり

散歩どころではなくなってしまうのが実状。

 

今の世の中ではハードルが高い設定で、

言っても詮無きことだが、

私と同じ思考のベクトルを持つ

他人が父と接する機会が増えるのが

理想なのだとは思っている。

だから一所懸命私の考えを伝えているのだが

キティの咆哮になってしまうのであって

現実は非常にキビシイ。

 

★これから先いったいどうなるのだろう。

新しいデイサービスに一縷の望みを託すが

おそらくは私がちょっと前に書いた

予感通りになるのだとは思う。

医療・介護現場からセンモンカの妄言が

消える日は遠いことのようだ

そこから解放されてくだされば

こちらのサービスに対する受け容れ方も

随分違ってくるはずなのだが……

 

帰宅後の父は残念ながら状況は悪化していて

新たな奇行まで複数加わってしまい

大袈裟に言えば24時間目が放せない状態。

どうすれば現況を脱することが出来るのか

状況が好転すれば出来るだけ父の望みを

かなえたいとは思っているんだって ば