さらに
こんな話題ばかりでスイマセン。
さっき思いついたこと。
こないだ認知症の譫妄には
過去の職業、生活習慣に起因したものが
多いらしいと書きました。
そのうちのひとつ
「夕暮れ症候群」
母は主婦だったからまさにこのパターン。
夕方にそわそわし始め譫妄がひどくなる。
自宅にいるのに「帰る」と言い出して聞かない。
徘徊阻止に最も神経を使う時間だった。
夕方、買い物に出かける
知人宅にいても夕食の準備で帰る。
これらの習慣がすりこまれていて
譫妄に現れていたのだろう。
父の場合……
「ミッドナイト症候群w」
このブログのどこかにも書いたが
情報産業のエンジニアで私が子どもの頃
目を回るような忙しさだった。
コンピュータのメンテを担当していたようで
ポケベルを携帯し、夜中に音が鳴って
呼び出されることもしばしばだった。
だから「太陽にほえろ」を見る以前に
当時は珍しかったであろう
ポケベルの存在は認識していた。
で、忙しさの余り38歳の時に夜中に吐血し
救急車で緊急搬送、死線をさまよった。
父の言っていることを総合すると
この頃のことが蘇っているのかも知れない。
夜中に(父の意思に反して)会社からの
ポケベルが鳴る、で電話をかけるのルーチン。
真夜中でも背広に着替えていたわけで
ソックスを履き替えねばならない、とも符号
こう考えるとある程度つじつまが合う。
○○モードの正体はこれなのかも知れない。
で、当時抱いたであろう
死線をさまよった時の恐怖
万が一の際、家族を残す不安
これらがフラッシュバックして
余計に苛立ち、被害妄想に
拍車がかかっているのかも知れない。
何だか気の毒になってくる。
人間ってとことん悲しい生き物かも知れない。
おそらく奇行は父固有
一種の職業病のような気がする。
とにかく『ミッドナイト症候群』を発症させないよう
夜どうやって安心して寝かせるかだ。
「昼間にある程度疲れさせること」
「夜間に頻繁にトイレに起きないこと」
やっぱり前回書いた
デイサービスに出来るだけ行ってもらう
利尿剤は減らすが最適解のような気がする。
自分の分析自体はあっているだろう。
しかし私らの子ども世代には通じにくい
おそらく医療関係者にも通じない。
夜中に眠らせないことには我が家を悩ます
『ミッドナイト症候群』は
解決しないと思う。
このままじゃ父も私も共倒れだ。
どうにかならないものか。
後者はお薬が絡むから難しそうだ。
今回だって「夜中の排尿回数を減らす」という
名目で利尿剤を変えてもらったんだが
却ってヒドくなったわけなんだってば
