本日は12月17日
欠番となってしまった
ウルトラセブン第12話放映から
丁度55年が経ちました。
リブログリストに挙がっていたので
過去記事を再掲してみます。
この作品は放映から3年後、小学2年生に載せられた怪獣図鑑「ひばく星人」という表記が問題視され、お蔵入りとなってしまいました。ちなみに番組内ではこの呼ばれ方は一切されてはいませんでした。
実相寺昭雄監督による独特の演出が
印象的なラストシーンです。
左:サナエ(桜井浩子)
右:アンヌ隊員(菱見百合子)
アンヌ「夢だったのよ……」
サナエ「ううん、現実だったわ。わたし忘れない、決して…… 地球人も他の星の人もおんなじように信じ合える日が来るまで。」
アンヌ「来るわ、きっと。いつか、そんな日……」
モロボシ・ダン(森次浩司)の心の声
『そうだ、そんな日はもう遠くない。だって、M78星雲の人間であるボクが、こうして君たちと一緒に闘っているじゃないか。』
理想的に過ぎるかも知れませんが、まさに本当のバリアフリー。差別とは真逆のことを訴える作品だったわけです。
表層だけ取り繕ってあたかも問題を解決した錯覚する
こんな事をいきなり書き出して唐突かも知れませんが、数日前にを見たのと、久々に見たウルトラセブンのタイトルとが繋がったんです。
『しょうがい者という言葉は、呼ばれた人が嫌だろうから言い換えよう』と投稿した9歳の子に、優しく返事をする小児科医の先生。
大人にもズシリと重い言葉です