11.14
★早朝6時父からスマホ、いきなり
『今日退院が決まったから』
寝耳に水。
が、口調はこれまでになく元気、
しっかりしている。
医師からは今週(後半)と
聞かされてはいたが
よりによって母の説明日
また譫妄?
こんな早くから確認を入れるわけいかない。
本当だった場合に備え
急いで片付けを開始。
8時前再びスマホから連絡あり。
看護師の声が聞こえたので交代してもらう。
2日前にも転倒しており
とてもまだ退院できる状態では
ないとのこと。
また転倒したら一大事
もう少しリハビリをしたほうが良いと。
医師の先週の説明では
できるだけ早く、今週中とのことだったので
歩行は順調に回復と思い込んでいた。
大分医師と看護師で温度差があるようだ。
看護師さんの制止が効かないので
息子さんの言うことなら聞くのではないかと。
困惑ありあり、何だか非常に申し訳ない。
父に「病院にもうしばらくいて欲しい」
と説得するも
父は私の許しがないから退院できないと
思い込んでいる。
『分かった。今日退院できなかったら
死んで帰ることになるからな』
非常に物騒な捨て台詞を
吐かれ朝から憂鬱気分。
★午後、母の病院に話を聞きに行く。
10/4以来40日ぶりの面会。
病院からケアマネさんも同伴要請、
現地合流。
医師の説明は内科的異常がなく
認知症のみなので
2分もなく終了。
あとは看護師さんと
リハビリ担当者の説明。
看護師さんやリハビリ担当者も
みな親切で母も非常に良い笑顔。
素直で暴れることもなく穏やか
とのことで一安心。
しかし私が誰だかもう分からなく
なっているようだ。
周囲の仰るとおり確かに良い笑顔なのだが
私を見た瞬間の表情の変化が全くない。
去年3月今年6月入院時
面会したときとのそこが大きな違いなのだ。
これまでは寂しいという気持ち
帰宅願望もあって
笑顔をより加速させたのだろうが
もうその感情はないようだ。
非常に寂しいことだが
帰宅願望のある父の病状も含め
今は不確定要素が大きい。
この状態で歩行や排泄も含め
自宅で介護するのはハードすぎるので
ケアマネさんの助言で
老健にお世話になることにする。
老健はフレキシブルらしく
状態が良くなれば退院して
自宅に戻ることも可能だという。
★15時半帰宅。
父の入院先、医師から留守電あり。
制止も聞かず歩き回っている
「オレは元気だ、退院できる」
とアピールしているようだ。
向こうは手を焼いていて
出来るだけ早く
明日にでも退院させたいらしい。
泣きの一手、介護ベッドを入れるため
自宅の片付けをしたいので
17日まで待っていただきたいと。
我が家は立派なゴミ屋敷で
片付けは大変なのだ。
ケアマネさんとの予めの相談で
16日9時から12時まで
ヘルパーさんやボランティアを動員して
片づけを手伝ってくださることになっていた。
私は14日帰宅直後から
ほぼ徹夜で片付け開始。
思えばここにもちょっとした
ボタンの掛け違いがあった、
備忘録 2にて後述。
11.15
片付け、片付け。
17日に退院だから待ったなし。
ところが片付けの最中、午後3時頃
父の入院先医師から電話。
また発熱したので退院はまだ先とのこと。
原因は誤嚥性肺炎で、快癒したのと逆の肺が
真っ白けだとのこと。
ほぼ、おかゆ状態の病院食で
誤嚥とはショック。
手詰まり?
この先一体どうしたら良い?
昨日捨て台詞を吐かれ、まるで
それに沿うかのような良からぬ急変
一気に気が重くなった。
でも明日の片付けに備え
少しでも片付けておかなくては。
同時にどう対処すべきか
真剣に検討せねばならない。
八方塞がりとしか思えない状況だが
あくまで前向きに。
医師からは否定されたが
食道がん手術の影響は大なのではないか。
論文をチェックすると、
食道がなく胃を持ち上げて食道代わり
これだと通常の誤嚥と異なり
silent aspiration
つまりむせることがない
不顕性誤嚥を起こしやすいのだという。
術後の肺炎患者の79%が
これだとの「報告」あり。
本人も無自覚、周囲も気づきにくい
これはどう対処したら良いものか。
こっちだと厳しそうだ。
もう一つ、老人の誤嚥の多くは
就寝時の逆流による不顕性誤嚥。
これに関しては食道がん手術患者は
通常の何倍も逆流に悩まされるから
ベッドの角度は最重要。
対策の立てようがある様に感じる。
父の肺炎の原因は果たしてどっちなのか
多分尋ねても答えてもらえないんだろうけど^^;
とにかく片付けをきちんとして
良いベッドを入れねば。
疲労から持病の不自由、久々に炸裂。
ギックリの後遺症で腰に若干違和感も
大したことはない。
それより肩から上が相当ヤヴァイ感じ。
首がカッチカチになって激痛
満足に寝ることも出来ない。
9月末のコロナより1億倍キツイよ
ハッキリ言うてwww
コロちゃんだと、こちらが
「休養さえ取れれば問題なし」
と訴えたって
『いやいや油断は禁物』
ってカジョウタイオウ。
現況はそれとなく負担を訴えても
理解してもらいにくい。
先入観、決めつけは世の停滞を招く。
大変なことって人それぞれ違うんだよ。