以前昭和のルールと書きました。

電話連絡の際、相手不在を簡単に決めつけず

最大限の努力をすること

一.留守番電話に要件を入れる

一.入れない場合は間を置かず再度電話する

 

これを今でも頑なに守っている人もいます。

例えば証券会社の勧誘です。

彼らはどーでもよい、確実に損をする

金融商品を売り込むため

必ず留守番電話に要件を入れ

5分も経たずに再度架電してきます。

ちなみに私は彼らには前記事で書いたような

留守電に入れてください、と言ったことは

ただの一度もありません^^;

こちらは着信音を変えているので

彼らの電話を敢えてムシしているわけですがw

 

彼らは果たして親切なのでしょうか。

違います。

彼らは手数料収入で生きています。

ですから一定のノルマがあって

達成しないと上司に叱られる

あるいは出世に影響する

つまり他人(ひと)を慮った連絡ではなく

あくまでものためなのです。

 

翻って病院はどうでしょうか。

「翌日○時までに来院してください」

これは何があっても連絡してきます。

数日前に連絡済みでも

前日に改めて確認してきます。

もし連絡不徹底で、

当事者が病院に現れなければ

上司であるエライお医者様に

メイワクがかかるので

こっぴどく叱られ、場合によっては

責任問題に発展するからです。

これも己のためです。

 

ところが当日に誠に馬鹿げた

あり得ないミスをして

約束の時間に大幅にズレが

生じたらどうでしょうか。

例えば6時間とかwww

この場合は多大なるメイワクを被るのは

愚直に時間を厳守した来院者です。

お医者様には一切メイワクがかかりません。

ですから緊張感に欠け言いっ放し。

必要不可欠な時間変更の連絡を

する余裕が何時間もあったところで

それを平気で怠ってしまうのではないですか?

 

また、前回も書きましたが魔法の呪文

『相手が不在で連絡つきませんでした』

と唱えさえしてしまえば

簡単に許してしまう風潮があるようなのです。

だから連絡など一切していないのに

アッケラカ~のカ~とウソがつけるのです。

 

この場合でも

フォローがあればまだ救われます。

当時緊急事態宣言下、人によっては

コロナ仕草を長時間保たせることは

大きな負荷を与えてしまいます。

寒暖差の激しい季節、真昼から夜まで

6時間も待たせるのならせめてその間

相手に負担なくすごさせるのが礼儀です。

緊急事態宣言下、どこに行ったところで

コロナ仕草の世の中です。

 
にも拘わらず

「コロナ仕草が保てない人は

院内にいないでください

6時間外でうろついていろ!(意訳)」

はヒジンドウテキでせう。

やや詳しい事情は以前書きましたが

コロナタイサクのマニュアルに拘泥しなければ

6時間を2時間に短縮できるのに

それさえしようとしないのです。

 

こちらは事前に苦境(不自由)を伝え

短時間なら充分対応できます

と来院しているのです。

通常、信義則さえ守られていれば配慮一切不要

自助で切り抜けられますが、それを裏切り

非常識な異常事態にされてしまって初めて

公助だか共助とやらが必要となるわけですが

実際にあったのは

それらではなく排除だったわけです。

 

現況ではコロナタイサクが

金科玉条最優先

必要最のフォローを悉く反故にしても

アッケラカ~のカ~が今の世の中なのです。

 

まるでガキの頃のえんがちょの如きばい菌扱い

相手の健康状態を一変させてしまうような

痛恨の一撃を与えても何とも思わない。

コロナ以外の病気にかかるのなら構わない

と言わんばかりのタイサクって本末転倒です。

それほどまでにコロナタイサクが重要ならば

余計な人流を与えてしまうような

連絡ミスにはより気を配るべきです。

不必要な来院こそ禁忌、防ぐべきです。

 

連絡はあくまで己の保身ではなく

相手のためであることを

今一度肝に銘ずる必要がありそうです。

己のためなら連絡は出来るのですから

是非意識を転換していただきたい。

 

さて、コロナソードー

一体いつまで続けるつもりなのでしょうか。

いわゆる右から左の知識人まで

本当にヒドイ空気、全体主義です。

毎日暗澹たる気持ちです。

もう諦めモード、日々雑務をこなすのみ。

 

2年前から繰り返していますが

本当にコワイのはコロナではありません。

こわばった空気です。

これに支配されてしまうと感覚が麻痺し

あらゆる理不尽に寛容になってしまうのですよ。