それにしても不思議である。

youtubeは良くチェックするが

アニメを見ることは殆どない。

 

ほとんどは時事ニュース系や学術系であり

手塚アニメを見たことは一度もなかったはず

なのに何故か、このタイミングでこれが

おすすめ動画に上がってきた。

 

何かに導かれているような気もするのでw

思い出話をつらつらと書いてみます^^;

 

 

手塚アニメの中でもマイナーだし

もーれつア太郎や舶来の

キングコングや親指トムみたいに

頻繁に再放送で見た記憶はないのだけど

何故か印象深い作品。

エンディングソングは聞くとウレシクなります

今でも口ずさめます。

 

ストーリーは全く覚えてなかったんだけど

悟空のキャラが大好きだったのです。

私の中では鉄腕アトム以上。

何でこれほどまでに、と顧みると

多分祖父だったと思うのですが

「悟空の大冒険」と書かれた

オレンジ色の風呂用のたらいを買ってくれて

それを成人してからも

ずっと使っていたのです^^; 

 

もう一つ、この作品を

生涯忘れることの出来ない

大きな理由があります。

ヒジョーにクーダラナイ

母との思い出……

 

3歳のときです。

良く行くスーパーに

風呂のたらいと同じく

悟空の大冒険の悟空が描かれた

缶入りココアが売っていたのです。

私が欲しいのはココアでなく缶なのですが

母は「普通のココアでも一緒」とか

「次に買ってあげる」とか

うまくはぐらかして絶対に買ってくれません。

 

そこで私は一計を案じました。

母がよそ見をしている隙に買い物かごに

コッソリ缶を入れたらどうなるか。

イキナリ本命を入れて失敗したらダメなので、

子どもが絶対に欲しがらないようなもの

謎の円盤状の物体

(薄緑色のプラスチックの鍋敷きでしたw)

を入れてみたのです。

それも1つではなく2つです。

 

私はハラハラドキドキ

一方、母は全く気づかずにレジまで進んで

「あれれ?こんなの入れた覚えはないのに

一体どうしたんでしょう……」

とヒドク困惑していたのですが

そのまま購入したのです。

まさか幼い私が入れたと思わなかったのか

一切問い正しませんでした。

母が気の毒になって、本来の計画は断念

それ以降、悟空缶のオネダリは

止めたのでした。

 

プラスティックのなべしきを見るたびに

この事が思い起こされるのですが

このタイミングでまたyoutubeとは……

 

今回貼った第9話ですが

シュールです。

これを当時のお子様が理解できたのかw

私は勿論無理だったと思います。

でも楽しんでいたんじゃないかなぁ。

 

風呂のたらいはカラーでしたが

テレビは当然白黒でしたw