語るに落ちる

 

3/9 記

造語は後ろ暗さを隠すため

ゴマカサレないように

 

この2年間

科学的根拠のない大騒動

 

一体何が起こったのかを

振り返るための私的メモです。

 

『まん防には効果がない。

科学的根拠とされるものは

ねつ造に近い

 

このことが解説された動画です。

やっと出たか! という感じです。

 

 

ここに至るまでの流れを

振り返ってみます。

 

私が当時の報道を見てしてきたこと。

 

2021年4月9日の大本営報道

 
たいていの場合、この報道を鵜呑みにして
午後9時以降の人流抑制に
感染抑止効果があると
思い込まされるでしょう。
 
ちょっと疑って
分科会の報告をチェックした場合
 

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/taisakusuisin/bunkakai/dai1/gijishidai.pdf

 

上矢印 当日にあったこの報告が元になり

NHKの報道に繋がっています。

まん防に意義ありと主張する報告なので

チェックする必要があります。

 

長くて読むのがイヤになりますがw

21時以降の抑制効果云々については

51ページや56ページにあります。

 

51p

 

56p

 

ここまで読んでもひょっとしたら

それなりの分析をして根拠があるのだなぁと

錯覚させられるかも知れない^^;

しかし、もっともらしい数字があるだけで

計算方法がまるで分かりません。

 

さて、赤下線部分(筆者註)には

小さくて読みづらいかも知れませんが

こう書いてあります。

 

『複数の説明変数の組み合わせのうち

有益と考えられるその分析結果の

一部を掲載している』

 

独特の分かりづらい文章ですが

要するに都合の良い数字だけを選び切り貼りし

(チェリーピッキング)して

「有益」と判断した結果だけを

提示したとも取れます。

つまり、語るに落ちています。

数字が不得手だという人もこの表現には

何となく違和感があるのではないでしょうか。

 

ここに疑問を抱いた藤井聡教授が

本来記述されていてしかるべき

公平な判断基準となる

p値を尋ねたところ

0.13と即答があり驚嘆された訳です。

 

藤井教授は学部生レベルと言われているが

多分高校一年レベルじゃないのかな。

私は高1の数学の授業にて。

(確か数Ⅰで普通に習うことでした)

 

用語が刺激的だったので

クラスメートはYUIDEAL 『有意である』

 というバンドを作っていたし

『よって我々は仮説を棄却する』

はクラス中の流行語になっていました。

 

 

このような図を数学の教科書で

見た人は多いのではないでしょうか。

p値が0.05,5%が重要なことは

藤井氏の指摘を待ちません。

 

結局従来の統計分析では

「p値が0.13であり

21時以降の人流抑制は効果がない

と結論せざるを得ない。

ここでp値を公開してしまったら

さすがに国民を納得させられない。」

と考えたセンモンカ。

 

固定観念、分科会が絶対正義と考える

「人流抑制」の結論ありき

本来の統計学の概念である

『有意』が使えない結果が出たため

『有益』なる造語をひねり出した上

苦心惨憺加工された数字が

『寄与率』なるものなのだと

解釈することも出来るのです。

 

こんなものを未だに金科玉条として

対策の肝としているシコーテーシには

呆れる以外ありません。

これの一体どこに科学があるのでしょうか。

 

情報公開が叫ばれる昨今ですが

資料をきちんと読み解かずに

疑問も呈さず

鵜呑みにするばかりでは

何の意味もないでしょう。

 

参考

 

まん防に同調しなかった筋金入りの知事さん

奈良県が果たして他府県より蔓延したか

 

 

上矢印このサイトでデータをチェックしてみましょう。

 

 

東洋経済のデータに基づいたグラフ

同じ近畿圏の京都府との比較

わかりやすかったので拝借しました。

東京や大阪で同じ比較をしても

みなグラフの形は相似です。

 

p値は0.13、従って

「まんぼう効果仮説は棄却すべき」を

裏付けていると言えそうです。

 

これは氷山の一角に過ぎません。

ワクチンやマスクも同様の手法です。

国民に多大な負担を強いる以上

どの角度から見てもグゥの音も出ないような

明らかな効果がデータ上も欲しいわけですが

それはなかったと言うこと。

しかも長期を含む悪影響も考慮されるべき

ですが、それは一切ありませんでした。

 

大事なのは、主張者の思想信条がどうなのか

政権が好きか嫌いかではないのです。

その偏見こそが世を萎縮、停滞させているし

事と次第によっては悲劇的な

大きな諍いへと誘うことになりかねないのです。

 

私が見るところ、レッテル貼りの

不毛な罵り合いだらけ

センモンカまで含め論理的な思考に欠け

危険な兆候にあるように感じます。

 

私はかねてからセンモンカの

データの解釈に

疑問を呈してきました。

結論ありきの傾向が見られないかと。