先日友人と小中学同窓会の話になった。

友人が言うに卒業から40年以上

小学も中学も案内状が一度も

来たことがないんだって。

 

 彼が、真相らしきものを知ったのは

20歳くらいのとき。

 その時も高校時代の同級生と、

同窓会の話題になったんだって。

 

「まだ、俺のとこ小学校の

同窓会って一度も

開かれていないんだよね」

 

『え!?○○(友人名)は

小学校で色々あったから

呼んでも絶対来ない

って聞いたよ』

 

 これを聞いて愕然としたんだって。

友人は、実は自分は皆から

お荷物、厄介者と嫌われていて

シカトするための方便なのか

それとも忖度なのか。

どちらでもイヤだなあって。

 幹事が同じ高校で頻繁に話す間柄だったので

確かめようとも思ったけれど、怖くって放置。

 現住所はきちんと伝わっているから

そのうち案内も来るだろうって放置したらしい。

しかし、その後も案内状は来なかった、

年月が経ち連絡も取りようがなくなった、

とのこと。

 

 忖度だった場合、クラスメート誰しもが

呼んでも絶対に来ないって

疑いもしなかったのが

たまらなく悲しく、何より

プライドが傷ついたらしい。

 

 で、小山田圭吾さんについて

彼が手紙を揶揄した件に絞ります。

手紙をサラされた方が、おそらく、

小山田さんのからかいの対象と

なったことはあったと思う。

 にも拘わらず手紙を書いたと言うことは

からかいには頓着せず、

むしろ彼の視線からすると

小山田さん自身は自覚していなくとも、

さりげない言動に優しさや親近感を感じ、

手紙に繋がったのだと解釈します。

 が、小山田さんの本音はアレだった。

世の中には知らなくて良い事実がある。

 

 得意げに知らせた小山田氏もそうだが

無批判に掲載した出版社もイジメの共犯者

セカンドレイプ、重大な罪と考えます。

 

 翻って友人の同窓会のお話。

友人はクラスメートの殆どに

シンパシーを感じていました。

 ところが、相手の本音はどうだったのか。

ひょっとしたら、小山田さんのような

感情を抱かれていたのではないか。

 

 友人は小山田さんの

他のイジメ(というより犯罪)の手口から見るに

やはり小山田さんは特殊だと

考えたいみたいです。

 あまり皆が思い詰め、

誰しもの心の中に小山田がいる、

見過ごした罪がある

なんてなってしまうと、

救いようがなくって、たまらなくなるそうです。

 

子供時代を悔いても仕方がない。

大事なのはそれを

今どう活かしているか だと思います。