age

 

 

 伝家の宝刀「学校閉鎖」をちらつかせる、尾身茂先生。

 「学校にもどんどん感染が広がるようになれば、学校閉鎖ということも当然考えられる」

と、玉虫色。

 12月の答弁、「明確な根拠はない」が、「蓄積した知見」を元に飲食店を通じて感染が広がっていると「思う」と言い、飲食店バッシングの現況を招いた張本人。

 日和見、保身、顔色伺いの大好きな政治家たち、あくまでマスコミの煽り、それに茶の間が乗るかに掛かっています。こんな馬鹿げた事はこれ以上許してはならない。

 

 

上矢印被害が日本とは桁違いだった英国の論文

  学校閉鎖にエビデンスはなく、子供達に害を及ぼす。

  「学校を開くことは、英国の最優先事項である。子供たちは学校閉鎖から得るものが最も少ない一方で、失うものが最も多い。今回のパンデミックで、経済的に恵まれた高齢者から恵まれない子供たちへ、前代未聞の負担の押しつけがあったのです。」

  立場上高齢者側にも立つけど、彼らの多くにとっても負担を強いていて、一体誰得なの?って思います。

 

 

ついき 

尾身茂尊師先生

「魅力的な場所を締める必要がある」と発言。

 

尾身氏談「商業施設の休業要請に、多くの方が『エビデンスもないのに』と仰るのはその通り。クラスターも報告はあるが、頻発してはいない。なぜやるかと言えば、政府自治体が様々自粛を呼び掛けているが、商業施設が開いていれば出たくなるのが人間の心理。今の状況では”魅力ある場所”をしめる事が必要」

 

 12月とちょっとニュアンスを変えてきた印象。最近使われ始めた言葉だが、彼らの対策の要諦は人流を減らすこと」だから、この発言は当然、ブレがなく清々しいのか。緑のたぬきによる時代錯誤とも思われる灯火管制も、同じ発想から来るのだろう。

 

 これをどう捉えるかは、主権者次第。

 私はコロナ撲滅対策のしわ寄せの方が深刻である、と言う意見。そもそも人流を減らす効果が、想像したほどではなかったのじゃないかとも疑っている。この場合、しめるは締める(とっちめる)と書くに相応しいんじゃないか。この類いの人たちの発想って、いつも同じじゃないのかな。

 

 以下去年GW中に書いた記事の一部抜粋

 私は以前から、人流抑止一辺倒の対策に疑念を抱いています。

 

全国感染者数の推移、クリーム色の実戦は移動平均線である。

下は発症から確認までを考慮し2週間ずらした日付としている。

以降は下の日付を基準としている。

 

 今振り返ると、西浦先生が4/1から悲観的ツイートを連投されたのもよく理解できる。この時点では平均線の勾配が増加し続けていたわけだし、危機を察し早めに対策を打とうとしたのは、極めて自然なことである。だが現実は皮肉なことにそこがピークとなったわけだから、顧みて分析をする必要がある。

 

 巷間指摘されてきた3連休の自粛緩み(注:当時は3連休による自粛緩み、桜を見に行く人の映像が頻繁に流され、さもそれが原因のように誘導されていた。8割おじさんのツイもそれに追随するものだった)についてだが、これを見る限り主要因ではない事が分かる。勾配が上がり始めたのは3/10頃からであり、少なくとも3/10~20については3連休の気の緩みではないし、3/20~25の勾配はそれ以前を維持したものである。同時に4/1頃にピークを打っているのだから、それ以降の減少も緊急事態宣言の効果だけではない何かがある、と見るのが自然だろう。

 

 4/9以降下向きの勾配がやや強まっていることから、緊急事態宣言に一定の効果があったとは言えそうだ。ただそれ以前の欧州輸入ピークによる自然減を考慮すると減り方が不充分で、感染抑制に劇的な効果をもたらしたとは考えにくい。想定より勾配が緩やかなのは数理モデルの陥穽、パラメータにない非効率が潜んでいるため、と考える方が自然ではないか。その要因をあくまで接触頻度にのみ求め続ける姿勢には大いに疑問がある。

 

 数理モデルに則って言い換えてみましょう。当初8割おじさんは、基本再生産数を2.5とした場合、実効再生産数を1未満にするには計算上6割の接触減少が必要だが、夜の街と医療関係は減らせないので2割上乗せして8割とするとの短い動画説明でした。ところがその後に、制限できない部分が25%あり、残りの75%で8割削減 0.75×0.8=0.6 で計算上の6割が達成可能とも受け取れるような説明もありました。未だにどちらだか説明を伺う度に混乱するわけですが、後者の概念だと一般国民への要求がより苛烈なものとなってしまうわけです。

 

 どちらにせよ削減が不可な範囲との先入観がありそうなので、それを捨てることから始めてみませんか、という提案です。この25%、計算上は単なる4分の1ですが、それこそオーバーシュートしていて、数理モデルに占める実際の影響は25%を遙かに上回っていると思うのです。現況だとこれが接触頻度減少に比して、感染者数減少が想定より緩やかな根本原因であると、厚労省の発表データを日々追わされている一国民としては感じてしまいます。

 

  つまり全体に網をかけるよりも、ピンポイントの対策が重要だと言うことです。大多数の人の接触を減らしても、施設や院内のクラスターは減らないと思います。行われた接触頻度抑制対策は、極めて非効率なものだったと私は考えます。

 

~抜粋終了

 「だが現実は皮肉なことにそこがピークとなったわけだから、顧みて分析をする必要がある。」

 所詮狂ったスライムの錯覚に過ぎないのでしょうが、以降何回もデジャブを見せられてきたような気がしてならないのです。

 この現象をいつまで経っても分析なさらないのは、どういうことでしょうか 

 

  

オマケ

タイガースファンが こよなく愛する デジャブでござるの巻