★ 緊急事態宣言延長へ
私は賛成、というかそうじゃなきゃ筋が通っていないよな、と
上記グラフの通り、感染拡大が制御できるレベル(点線部分)を、全国新規感染者数=100人/日としている以上、それが未達成の現在、解除は絶対にあり得ません。
専門家に「100人以前に解除してしまったから……」と言わせるような事態を招いてしまったら、大いなる禍根を残します。
彼らが最大限の力が発揮できるよう、万全の状態で対策してもらわねば、これまでの国民の努力も水泡に帰してしまいます……
と、日記には書いておこう
★ これまで再三指摘して参りましたが、リスクコミュニケーションには大いなるギモン。
最初マラソンに参加していたはずなのに、突如スパルタスロンに変更されるに等しい、国民の心が折れるやり口。漠然と延長を言うだけで、100人/日未満を○日間で解除とか、明確な数値を示さないのは問題です。勿論自粛を強いる一方で、一切補償しないに等しいのも論外で、この責任は専門家会議ではなく政府(緊縮脳財務省)にありますね。
また、現状で100人/日に大きく未達なのは、どこかに非効率があるからで、国民の責任では全くないと思っています。3月に自粛や学校閉鎖が求められた一方で、それこそ感染爆発が起きていた欧州の出入国規制が不充分だったのと同様な、陥穽に陥り続けているような気がしてなりません。
私は3月中に欧州対応が不充分なことがずっと不思議だったのですが、それはあの時点で欧州の現実に目を向けず、武漢ウィルスなどと連呼し、発展性のない犯人捜しをするかのような主要閣僚を擁する政権による重大な過失だと思っていました。ところがクラスター対策班の中心人物が「2月下旬に80%削減を具申したが却下された」とのツイートを見てから怒りの矛先が変わり、彼らに対する信用が大きく下がってしまいました。つまり、あの時点でどう考えても無理筋な提案をするよりも、現実的な対策があっただろうし、効果も全く違っただろうと言うことです。今回も残念ながら同じパターンなのかなと。
追記
また通勤電車がある限り、東京→隣接県間の接触頻度は減らせないと、音を上げているように受け取れたのですが、本当にそれだけが感染者数減少が想定以下になる原因なのでしょうか? そもそも目的は感染者数を減らし、医療負担を軽減させることであって、接触頻度をより下げることではないはずです。
モバイル空間統計により計算された、接触頻度のみに拘って、足らぬ足らぬは工夫が足らぬと無い物ねだりをする前に、科学者の知恵を絞って効率化する手立ては本当にもうないのですか?
我々の努力が反映しやすい市中感染と、それ以外の要因も大きく絡み得る院内・施設のクラスター感染とで、対策を分ける必要はないのですか?
要請がある以上私は従える環境なので従いますが、院内・施設感染対策抜きで100人/日が達成できるかは、首をかしげています。数理モデルに自縄自縛になっているような気がするのです。
☆ 出口戦略;C:接触頻度 a:抗体保有率 R0:基本再生産数
C=1/{(1-a)R0}
4月5日は医療キャパの限界が近づく可能性が高まっていたので
a=0 R0=2.5 更に不確定要素20%を上積みしてC=0.2、80%削減目標となさいました。4/10時点で東京の実効再生産数は0.53、全国で0.71との発表。1を大幅に下回っているわけですから、数字上は経済活動を徐々に再開できるはずです。が、そうならないのは、この実効再生産数算出そのものに大きな問題があり(だからこそ4/10までしか提示できない)、新規感染者数を目安にすべきだと言うことなのでしょう。
100人未満に拘るのは クラスター対策は絶対で、その環境さえ整えば感染を短期終息(収束ではなく)させられるとの自信に見えます。しかし1年は元の生活に戻らない、長い戦いになると仰る一方で、短期終息を図るかのやり方にはひどく違和感を覚えるのです。
上記数式のようにCはaに大きく影響を受けるわけですが、短期終息を図るとaは増えませんから、それに失敗してしまうと、非常に高い目標のCにいつまでも国民生活が縛られる、負のスパイラルに陥る危険性も高いわけです。しかもこのCは現状で既にそうなっているように、非常にあやふやなものなので、国民に過度な負担を強いかねない概念です。
★ クラスター対策班・上記補足資料より抜粋
接触頻度について
ワイドショーやニュースなどで、散々取り上げられた繁華街での増加について、安易に否定的に取り上げるなと釘を刺しています。
「住宅地では一定の居住者がいるため、人口が大きく減少することはないため留意が必要です」との表現もあります。
現行モデルによる、正確なC算出が不充分な事を認めています。
だったら、なぜあそこまで言い切れるのか、
さっぱり分からないのだ ||:3ミッ
国会で なべおさみ がきめたのか
※ 天才バカボンのコミックに なべおさみが総理大臣に就任とのギャグがありました