一富士富士山 ならぬ一六甲^^; コジツケタラー

 

佐藤惣之助作詞、古関裕而作曲 「阪神タイガースの歌」

 

☆ その昔、上岡龍太郎さんがパペポTVで披露したネタ

「阪神タイガースの歌、通称六甲おろし。1936年球団発祥時は大阪タイガース。最後にオゥオゥオゥオゥ、阪神タイガースというのがありますが、あれは大阪タイガースだからこそ、オゥオゥオゥオゥ大阪タイガースとなるわけです。

阪神タイガースなら、ハ、ハ、ハ、ハ、阪神タイガースと変えるべきです。」

2020年のキャッチフレーズはこれ。笑 が隠れてます。

今年は上岡調に歌詞を変えてみても良いかも知れません。

「ハ、ハ、ハ、ハ爆  笑」と心の底から笑いながら楽しみたいですね。

 

☆ キダタロー先生&六甲おろし

「自称歌手の皆さん、六甲おろしは、はんしんタイガースのはんのところ、んで半音下がるんです。楽譜通りきちんと歌っているのは、立川澄人さん一人だけです。」

今のみんなで歌おう六甲おろしも良いけれど、じっくり聞くのなら80年代の立川澄人さんですね。オマリーも捨てがたいけどw

球場に流れていなかったと思いますが、1961年の若山彰さんも半音下げて歌っています。これも立川さんと双璧です。

安岡力也→大島渚→藤田まこと→キダタローとなりましたw

 

☆ 六甲おろしは平凡ソング!?  左差し 

井上章一さんのコラムです。

歌詞が発表された1936年は、11月まで公式戦が行われていたのだから「六甲おろしが吹き始める秋口の優勝風景である」という解釈もありますが、私は井上さんの解釈派。

 実は1939年に同じ作詞佐藤惣之助、作曲古関裕而 コンビで初代「巨人軍の歌」通称「野球の王者」が作られています。この歌詞たるやスゴイ!

1番 

東海の日出づる国の 逞しき力をあつめ 

巨いなる理想を目指し

進む者、我らぞ、我らぞ、意気は常に天を呑めり、

おおお、勇め、進め、血汐し高く踊るよ

3番

凡百のチームのうへに そそり立つ不動の巨木 

そよ風のはむかふあれば

砕く我らぞ、我らぞ、聴けや常に凱歌あがる

おおお巨人、巨人、巨人、我らは巨人軍

 

 文語調でも印象が全く異なり、同じ作詞家のものとは思えません。プレバトの夏井いつき先生だったら「映像が描けてない」と酷評しそうです^^;

作詞家も本意ではなかったのではないか?と邪推します。

巨いなる理想って言うのは、巨人軍の歴史・理念から見て「いずれは大リーグに伍するチームに」って理解できるんだけど、3番の凡百のチームって、昔から変わらぬ姿勢だったんだなぁと、どうしても思ってしまいます^^;

 

 おそらく球団側からキツめの注文があった巨人軍、それがなかったであろうタイガース、双方の差はこんなところにも出ていたんだなぁと感じます。実際に吹くかどうかは別にして「六甲颪に颯爽と、蒼天翔ける日輪の」という詩的で、情景を思い浮かべる事の出来る出だしは救いです。2番や3番のやや直接的な歌詞だけだったら、ここまで人気は出なかったと思いますね。タイガースは球団もファンも勝敗至上主義ではなく、まず野球そのものを楽しもうとしていたのかなぁと。

 ちなみに、私が数ある球団歌でダントツだと思うのは阿久悠作詞、小林亜星作曲、松崎しげる歌唱の

「地平を駆ける獅子を見た」です^^

 

最後に、オマケ、井上章一さんのコラムで触れていた校歌です。

確かに出だしの2小節がよく似ています^^

 

2020/1/2記

 

★ 阪神という球団と、その周囲には絶望しかない。ネットを始めて22年、ずっと変わらなかった。立派な人が多くって息苦しいけど、藤浪に沈んで欲しくない。鉄以降プロしては誤った価値観に支配されそれに拍車がかかった、現監督も同類。梅野の使い方で本性が分かる、今はまだ評価保留中だが、極めて怪しい。
 85年に日本一になった際、島田紳助のコメント「日本一がなんじゃい、こんなんアメリカの優勝じゃ、けったくそ悪い。来年は岡田の活躍で大阪の本当の優勝じゃ」一流のジョークかと思ってたが、そうではないことを後に思い知らされる。このチームの周囲は極めて排他的だ。田淵、掛布、井川……特に井川に対してはひどかった。一方で横浜で許しがたい乱暴狼藉を働いたコーチに対しては激甘。価値観がどこにあるんだろう。