「G線上のあなたと私」からチェット・ベイカーを思い出す。 | JR高円寺駅から1分のところに引っ越しました。フェニックス整体院です、

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もう少し面白くなりそうなのに
なかなかならないという

鳴かず飛ばずのドラマ
「G線上のあなたと私」だが、

今季のドラマが大方不調で、
他に見るものがないという消極的な理由で、

私は見続けているのだが、今週の回で、
主役の3人組がコンサートで弾く曲を選んでいるときに

「someone」という曲が出てきた。

「someone」ってなんだろうと思っていると
中川大志が弾き始めたのが

「someone to watch over me」だった。

この曲は「someone to watch over me」というのがタイトルで
単にサムワンとは言わないだろうと

私は心の中でツッコミを入れていたのだが、
まあそれはそれとして、

「誰か、私を見守ってくれる人」という意味だと思うが、
私の大好きな曲の一つである。

私がこの曲を好きになったのは
チェット・ベイカーのボーカルである。

チェット・ベイカーについては
かなり前のブログでも書いたことがあるが、

彼の歌は力を全く入れない歌唱で、
他のすべての歌手とは違っている歌い方である。

初めて聞いたときは、
こんなので歌と言えるのか、と驚いてしまうのだが、

聞いてるうちにハマってしまって、
抜けられなくなってくる。

少なくとも私はもう何十年もの間、
抜けていなくて、

歌というものについて考えたときに、
彼の歌い方が心の中に出てきてしまい、

「声を張り上げて歌う」という普通の歌い方のほうが、
変に聞こえるほどなのだ。

ユーチューブに出ていたのを貼っておくので
聞いてみてほしい。

https://youtu.be/sWODX7DtDPI
気に入ったら、
「Chet Baker sings」というアルバムを聞いてほしい。

いい曲ばかりを選んでいる。

まあとにかく、こんな歌い方をしている歌手は
他にいないと思うが、

どこからどうやったら、こんな歌い方ができるのか、
私にとっては今でも謎であって、

オリジナルな人というしかないが、
彼の人生の晩年がかなり悲惨なことに

なっているのを知っているので、
こういう天才は夭折したほうが良かったのかも

などと無責任なことを考えたりする。