「99.9」を見てアメリカのレーガン大統領を思い出す。 | JR高円寺駅から1分のところに引っ越しました。フェニックス整体院です、

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先週の「99.9」には驚かされた。

このドラマでの松本潤の特徴というのは
ひとつにはあまりにもくだらない

ダジャレをいう男というのがあるが、
もう一つは、「いつでも上機嫌な男」

という設定がされていて、

笑いが周囲に伝染するように
上機嫌というのも、伝染するのである。

そもそもダジャレをいうということ自体が
機嫌がが悪くてはできないことである。

暗い顔をした男が、突然
「いただきマンチェスターユナイテッド」などと言ったら、

面白くもおかしくもなく、
ただただ気持ちが悪いだけである。

上機嫌だからこそ、ダジャレも出て来る。

「上機嫌な男」といって、私が思い出すのは
アメリカのレーガン大統領だ。

この男は、暗殺されかかって、
自分の体のなかに銃弾が入っているときに、

シークレットサービスに抱えられながら、
まだジョークを飛ばしていたというほどで、

もうほとんど狂気に近いような
楽天主義者だったのであるが、

「99.9」の松本潤も
それに近いところがある。

自分が殺人容疑で逮捕されて
留置場にいるのに、洋服の心配ばかりしていて、

自分の弁護をするはずの弁護士が言うことを
全く聞かないで、

自分から、
留置場から指示を出したりしていた。

さらには検事室で、検事たちと、自分の殺人事件の
現場検証すると言う暴挙に出たりしていた。

まあ、現実にそんなことをするはずがないわけで、
フィクションで、デタラメな設定なのだが、

ここまでやられると、
殺されかかっているのにジョークを言っていたレーガンを

思い出さざるを得ないのである。

私が言いたいのは、
上機嫌と言うものが持っているパワーである。

上機嫌と言うのは伝染すると私は先ほど言ったが、
それはたとえ、フィクションで、

テレビの中の上機嫌でも、そうなのだ。

見ているこちらも
機嫌がよくなってくるのだ。

こう言う上機嫌には
「苦境」と言うものは存在しない。

何でも笑い飛ばしてしまうのだから。

そして私たちは、気がつくのである。

苦境などというのは、それこそフィクションなのであって、
考え方の中にしか存在しないのである、と。

私がこの「99,9」というドラマが大好きなのは、
松本潤がやっている役柄から発せられる

上機嫌なパワーで、こちらも元気になるからだ。