6/7(wed.)
★昨晩(6/7 wed.)のplay list〜♪
James Taylor/BBC In Concert 1971 (DVD◎)
Alvin Lee & Mylon Lefevre/On The Road To Freedom
細野晴臣 『HOSONO HOUSE (50th Anniversary Edition)』
Jo Mama/Self Titled
「James Taylor」の頼れる “兄貴分 (「JT」の2年パイセン!)” 相棒ギタリストとして、またウェスト・コースト・ロックきっての名セッション・プレイヤーとしてお馴染み「Danny “Kootch” Kortchmar (g/vo)」が、60’s 末期ソロ・デビュー直前「Carole King」と結成していたフォーク・ロック・トリオ「The City」を経て、そのもうひとりのメンバーで当時の「Carole King」夫でもあった「Charles Larkey (b)」らと結成した5人組ファンキー・ロック・グループ「Jo Mama」’70年セルフ・タイトル初作LPを久しぶりに〜♪
「Jo Mama」本作LPはリリース当時殆ど注目されず終いのアルバムだったのが、90’s 以降日本の洋楽リスナー層でブームとなっていた “フリー・ソウル/レア・グルーヴ” (まぁ多分に “業界” が作り上げたカテゴリーでしょうが. . .) のなかでその洗練されたファンキー・ロック・サウンドが再評価され、一躍当時の “中古レコード屋” 市場で人気盤となり、所謂 “壁レコ” 定番高嶺の花の一枚でなかなか手が届かずだったのが、’98年日本の “ワーナー・ミュージック” 再発シリーズ “名盤探険隊” で世界初CD化【↑写真LP左傍ら】されたときはじめて耳にしましたね. . .
近年は少しばかり値崩れしてきたのか、数年前に適価でUS初版LPを入手していたモノの、レコード盤一部の突起付着物汚れによる周回プチ音ノイズが若干入るので暫くプールしていたのを昨夜 “そういや” と引っ張りだし、そのなかなか取れず以前は諦めていた頑固な汚れ取りに再挑戦(笑)、経年で緩んでいたのか今回難なく汚れ取り成功!ソレ以外のレコード盤コンディションは元々かなり良かったので、プレスが優秀な 70’s 初頭米 “Atlantic Records” らしいガッツある音像がノイズ除去でストレスなく楽しめるようになりました^^♪
ってなワケで、本作LPを改めてじっくりと〜♪
back cover.
US original LP (‘70/Atlantic SD 8269).
Preswell pressing.
♪〜’Machine Gun Kelly’ (written by Danny Kootch)
Jo Mama are Danny Kootch (g/vo/conga), Charles Larkey (b), Abigale Haness (vo), Ralph Schuckett (kbd/vo), Joel Bishop O’Brian (ds/vibes).
Produced by Peter Asher.
アルバム冒頭は、こののち「Danny Kootch」らウェスト・コースト・ロックきってのリズム・セクション・グループ「The Section」の面々による見事なバックアップも素晴らしい「James Taylor」’71年名作 “Mud Slide Slim And The Blue Horizon” に収録された「Kootch」作ナンバー (こちら♪) の楽曲初録音ヴァージョン♪
勿論リード・ヴォーカルは「Kootch」で、云うなればコレが作者ヴァージョンですね. . . やはりあまりに完璧な「JT」ヴァージョンこそ楽曲としての “完成形” でしょうが、こちら「Jo Mama」ヴァージョンでのグルーヴィーなバンド・アンサンブルに、ソングライターでありギタリスト「Kootch」が唄う素朴なヴォーカルも味がありますね. . .
♪〜‘Midnight Rider’ (written by Danny Kootch)
“紅一点”「Abigale Haness」の情感あるヴォーカルが光るソウルフルなバラッド・ナンバー♪
この時期の「Kootch」による “唄伴” ギター・オブリもまた最高にソウルフル!
♪〜’Venga Venga’ (written by Danny Kootch- Abigale Haness- Ralph Schuckett)
アルバムのなか “異色” のメンバー共作ラテン・グルーヴ・ナンバー♪ このような持ち味にバンドの引き出しの多さが窺い知れる1曲かと. . .
♪〜’Great Balls Of Fire’ (written by Jack Hammer- Otis Blackwell)
「Jerry Lee Lewis」”元祖” ピアノマンR&R名曲を「Jo Mama」流儀にファンキー・ロック・アレンジ解釈カヴァー!
Groove on!!!♪
♪〜’Love‘ll Get You High’ (written by Danny Kootch- Abigale Haness- Ralph Schuckett- Charles Larkey)
爽快感溢れるイントロのファンキーなギター・カッティングに導かれ終始グルーヴの塊が炸裂するアルバム最終ナンバー♪
先の “フリー・ソウル/レア・グルーヴ” なるカテゴリーにバッチリ合致した要素がほぼ体現されたようなこのカッコ良さは、今聴いても十分持続していますね!
今夜は引き続き、「Jo Mama」次作LP “J Is For Jump” (‘71) を久しぶりに引っ張りだそうかと〜♪
Daryl Hall/John Oates “Abandoned Luncheonette”
*”♪昨夜のplay list〜♪” フル写真↓
*当blog関連記事があるタイトルはリンク、併せてご覧くだされば!↑
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Folk Rock Bar “Phoe〜be”