4/4(sun.)～4/7(wed.)
またしても「Phoe～be」長期の臨時休業中(～5/5迄)... 期間中は不定期でレコード紹介blog更新をしていきますね♪
"Please Warm My Weiner: Old Time Hokum Blues”
名匠「Robert Crumb」画によるアメコミ調イラスト・ジャケもクールな戦前ブルーズ名門レーベル "Yazoo" 発 20's～30's 録音の "Hokum Blues" 集コンピLP♪"Hokum Blues" とは、本作タイトルにある "Weiner" なるスラングの意味 (あえて此処では書きませんw) から垣間見れる通り、"キワドいエロ歌詞ブルーズ" とでも云った戦前ブルーズのカテゴリー。
back cover.
Side 1 track list.
Side 2 track list.
本コンピLPの存在を、5、6年ほど前にお客さんから教えて貰い何と云っても衝撃だったのが、収録のこの1曲↓
♪～'I Had To Give Up Gym' (written by Thomas A. Dorsey)
by The Hokum Boys (Recorded in 1929).
"Georgia" Tom Dorsey (piano), Ikey Robinson (banjo- ukulele).
70's 関西ブルーズ好きなら、↑リンク曲を聴けば誰もが "あぁ～ッ、何コレ？！" と驚き、思わず "♪～今日は朝から雨 嫌な天気やけど～♪" と日本語詞で口ずさんでしまうかもw？！
♪～「梅田からナンバまで」(written by 有山淳司)
from the album 『ぼちぼちいこか』('75) by 上田正樹と有山淳司そう！↑リンク関西アコースティック・ブルーズ名曲中の名曲の ”元ネタ” やないかと！
この "Yazoo" レーベルのコンピLPが最初にリリースされたのは'74年で、『ぼちぼちいこか』でデビューする1年前... 「有山」さんは当時20歳ちょいでこのレコ聴いて自分の曲として完全に昇華していたワケやろなぁ...
ちなみに、'74年USオリジナルLP (カタログNo.同じ) は赤地に黒印字 "Yazoo" レーベルですね。
まぁ、そもそもSP音源のLP化だし、オリジナルとこの再発LPとで音質の差があったりするのかな？！
あと、10年ほど前 "Yazoo" カタログが重量盤LP再発された際にも本作はリリースされていたようです。
このあたりの戦前ブルーズ (と云うか、ブルーズとジャズやラグタイムが交差するオールド・タイム・ミュージック) に明るく無いですが、聴いていると先の『ぼちぼちいこか』や「憂歌団」、初期の「Ry Cooder」に「Geoff Muldaur」あたりのルーツが直接的に窺え、とても興味深いですね...
では、次回も何某レコード紹介しますね♪
Folk Rock Bar "Phoe～be"
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