【「Phoe~be」臨時休業中】念願の "Stiff BUY 83"!~♪ | Folk Rock Bar "Phoe~be" blog

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大阪ミナミ・アメ村の Music Bar「Folk Rock Bar "Phoe~be(フィービー)"」店主の日記?!

1/18(mon.)・1/19(tue.)


♪前回記事 (こちら♪) の予告通り(?!)、「Phoe~be」臨時休業中のレコード紹介を~♪

①Andy Fairweather Low/Mega- Shebang

長年にわたり、「Eric Clapton」の頼れる右腕的存在のギタリストとしてお馴染み、英ウェールズ出身のヴェテランSSW「Andy Fairweather Low (以下「AFL」)」'80年ソロ4作目LP "Mega- Shebang"♪


「AFL」が自身のソロ名義活動をはじめた 70's半ば "A&M" レーベルよりの1~3作目 (*) はカタログとして認識していましたが、この '80年作は昨年春自粛 "ステイホーム" 期間の暇人調べモノ中 (爆!) にはじめてその存在に気付いた一枚だったり...
*「AFL」'74年ソロ1作目 "Spider Jiving" を記した当blog記事はこちら

「AFL」YouTube公式チャンネル (こちら♪) には、そのソロ活動をはじめた 70's 半ばあたりからの英BBC番組出演時映像が美麗クオリティで多々公開されていて (地味ながら見モノです!)、そのなかに '80年TV映像が1曲あり、(ぼくは未だ知らなかった) まさに本作収録曲のライヴ映像を観ると↓

♪~'Hard Hat Boogie' (written by Andy Fairweather Low)

Andy performing with band on the cult British ITV show "Get It Together" on the 14th October 1980.

おぉ~!バンド・メンバーのピアノ・プレイヤーは、大のお気に入りミュージシャン「Geraint Watkins」やないっすか~!
そりゃ「AFL」と「Geraint」はウェールズ同郷同士であり得るケド... なんて調べてるうちにこのアルバムに辿り着き、その参加面子を確認すると、「Geraint」のほかにもウェールズ出身 "職人" 的英国ロック裏街道ミュージシャンらを中心に、「AFL」が制作を担った前年 ('79) の "Geraint Watkins & The Dominators" (当blog "超常連" アルバムっすね!2LP "RSD" エディション諸々記した直近記事はこちら♪) とほぼ同じ布陣での録音!
こりゃ持っとかなアカンやつや~!、と速攻 "Wants" 入りしていたレコでしたw♪


US original LP (Warner Bros. BSK 3450).


inner bag with lyrics & credit.

モーグ・シンセ (「Geraint」が弾いてるんよね~!) のサウンドを取り入れたりと、80's 以降のニュー・ウェイヴ的な香りがチラつきつつも、とても "RAW" な質感のパブ・ロッキンなバンド・アンサンブルが主体で、「AFL」の唄い口がより熱を帯びてアツいっすね!^^♪

「AFL」オリジナル楽曲のなか唯一のカヴァーが、「Fats Domino」'Hello Josephine' なのは、完全に先のニュー・オリンズR&Bへの敬意に溢れた "~& The Dominators" から連なっていて、実にぼくの思惑通りでした!♪

で、ここから(↓)がこのblog記事タイトル内容の本題です... (どんなけ長い前フリやねんw?!)♪

②Otis Watkins (aka Geraint Watkins) 'You Talk Too Much' b/w 'If You're Ready To Rock' (7" single)

つ、遂にGET~!!!
ホンマ、この 7" シングルはかれこれ10数年探し続けていました~♪
マヂ激嬉しいったらないっす~w

先ほどからバンバン名前が出ていますが(笑)、英パブ・ロックの名鍵盤・蛇腹奏者/SSW「Geraint Watkins」が自身のリーダー・バンド名義のデビュー作 "Geraint Watkins & The Dominators" ('79) の翌年、「Otis Watkins」変名で英 "Stiff" レーベルよりリリースした唯一の7"シングル♪


UK original 7" vinyl single ('80/Stiff BUY 83).

A面が↓
♪~'You Talk Too Much' (written by Joseph Jones- Reginald Hall)

ニュー・オリンズR&Bシンガー「Joe Jones」'60年シングル曲をオリジナル (こちら♪) のムードにちょいとスカ風味を交えたゴキゲンなカヴァー!♪


そしてB面は↓
♪~'If You're Ready To Rock' (written by Geraint Watkins)

「~& The Dominators」での質感を引き継いだ「Geraint」自作のルイジアナ・バイユー・マナー "パブ・ロッキン" ナンバー!♪
両面とも、まったくもってゴキゲンさ~ん!!!最高~!

しかし、「Geraint」のミドル・ネームとかでもない「Otis」を名乗ってのリリースは何故に?!やっぱ、ピアノ奏者だし「Otis Spann」から取ったのかな?!
まぁ、「~& The Dominators」のアルバムはメジャー傘下の "Vertigo" レーベルだったし、インディの "Stiff" からリリースする為の契約上の問題なのかな?!
そのテの "大人の事情" では、同じく英 "Vertigo" レーベルと契約していた「Graham Parker And The Rumour」のナンバーを、"Stiff" レーベル初期コンピLP "A Bunch Of Stiffs" ('77 *当blog関連記事はこちら♪) に収録する際、アーティスト・曲名共何もナシ!ノン・クレディットのレコード溝があるだけだった例も...。


【↑写真】今回この 7" シングル入手により、リーダー・バンド (「~& The Dominators」「The Balham Alligators」) を含む「Geraint Watkins」関連のアナログ (Vinyl) フォーマットでのリリースカタログがほぼ揃いました~!!!
ヤタ~~ッ!!!兎に角入手出来て本当にヨカッタ~!!!!!


ってなワケで「Geraint Watkins」大特集!いつになく長尺レコ紹介blog記事に相成りました~^^♪

また臨時休業期間、不定期でレコ紹介記事ぼちぼち更新していきたいと思います。

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