海パパ【前立腺癌・ピロキシカム服用32日目】分子標的薬を飲ませる決断をしたが・・・悩む。 | 3ダックスの野望

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今日はE院長のいる世田谷の病院へ行ってきました。

 

海パパの体調がこれ以上ひどくならない内に抗がん剤を試すことにしました。

 

 

 

 

 

K動物病院に転院した9月初旬、

 

この時、E女医からは今後の治療法についていろいろ提案をしてもらっていました。

 

抗がん剤治療については3つの方法(+もう1つ)があると言われ、

 

その内の2つのどちらかを試してみては?と言われていました。

 

 

 

 

 

でも、この時は海パパの体調も良かったので

 

抗がん剤治療にはあまり積極的にはなれませんでしたが、

 

あれから日に日に弱々しくなっていく海パパを見て、

 

「まだ食欲がある内に何かしらの治療を試した方がいいのでは・・・」と思うようになりました。

 

 

 

 

 

 

そして今日、E女医が院長を務める世田谷の病院へ行き話し合った結果、

 

抗がん剤治療の1つ、分子標的薬「パラディア」を試してみることにしました。

 

 

 

分子標的薬は腫瘍を小さくしたり消滅させることを目的とするのではなく


進行を遅らせることを主な目的とした治療になります。

 

 

 

この薬は旧来の抗がん剤と比べて副作用(食欲不振、嘔吐、下痢など)も少なく、

 

飲み薬による簡便な投薬なため在宅での治療が可能とのこと。

 

ただ全く副作用がない訳ではないので、それらの症状が見られた時はすぐSTOPとなります。

 

 

 

パラディア錠は犬に多く発生するがんの一つでもある肥満細胞腫の治療に用いる薬で、

 

・がん細胞が増えるのを抑制する

 

・がんに栄養(血液)を運ぶ血管が作られないようにする

 

という働きで癌の治療に効果がみられています。


今の所、いくつかのガンに効果がある可能性があると報告されていますが、

 

残念ながらその中に海パパが患っている前立腺がんは含まれていません。

 

 

 


 

犬の前立腺がんに有効的な治療法は今のところないそうで、

 

手術をしても完治は難しく、化学療法や放射線治療もほぼ効果がないと言われています。

 

なのでパラディアを服用しても効果がある確率はほぼありません。

 

でも心のどこかで「今よりも少しでも体調が良くなるなら・・・」とか

 

「もしかしたら海パパには効果があるかも・・・」とか変な期待をしてしまう自分がいて

 

今日、薬を処方してもらったんですが・・・

 

家に帰って冷静に考えてみたらこの治療は適切ではないかもって思いました。

 

 

 

 

 

 

海パパも15歳という老犬で前足も1本断脚してしまいすでに大きなリスクを背負っています。

 

そんな海パパにはがんと闘う激しい治療より痛みを取り除いてあげる治療に重点を置いて

 

残りの犬生を穏やかにのんびりと過ごさせてあげるのが一番なんじゃないかって。

 

 

 

 

 

今まで飲ませていたピロキシカムも効けばそれなりの延命効果があります。

 

そっちに期待しても間違いじゃないんじゃないかな・・・そんな気がしてきました。

 

とにかく海パパが痛くないように、苦しくないように、穏やかに過ごせるように、

 

それを第一に考えた治療を続けていきたいと思っています。