私は昨日、小さな命を救うための
小さな小さな手助けをしました。
「小さな命」とは野良の仔猫の命。
その仔猫との出会いは今年の春。
近所のスーパーへ行く途中の家と家との間に
母猫と一緒にいる姿を見かけたのが初めてでした。
そこのすぐ先には車通りの激しい道路があり
「こんな場所で大丈夫だろうか」と不安に思ったが、
「母猫が一緒にいるからきっと大丈夫!」
そう思うことに…というか、
その時の私にはそう思うことしかできなかった。
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それから約6カ月後の先週金曜日。
夕方の散歩の時に久しぶりにその道を通ったら
仔猫が一匹、道の隅で丸まっていました。
あ!あの時の仔猫だ。
すぐに分かりました。(特徴ある柄なので)
辺りを見回すと親猫の姿がなかったので
恐らく親離れしたのでしょう…
野良の世界は本当に過酷です。
仔猫はとっても弱々しく見えました。
よく見ると目ヤニと鼻水が垂れてて・・・
猫風邪をひいてるっぽい。
体も痩せ気味で鳴き声も弱々しい。
体も痩せ気味で鳴き声も弱々しい。
しばらく見掛けなかったから
元気に育っているんだろうな…て思っていたのに
こんな形で再会するなんて胸が締め付けられた。
念の為にいつも持ち歩いている
猫用おやつを一つ、目の前に置いたら
警戒しながらもそれをゆっくりと食べ始める。
仔猫は喉に突っかえそうになりながらも
噛みしめるようにおやつを食べていた。
何とか風邪が治って欲しい・・・
何としてでも生き延びてほしい・・・
この時はこれ以上のことはしてあげられなくて、
帰宅してから私の心の中はモヤモヤしっ放し・・・
その日から眠れない夜が続くのでした。
-つづく-