ヘジンくんがMMと提携解消したことは、結構驚きでした。私としては、かなり前から望んではいたけれど様々な事情を考えると、このままMMと手を携えていくのかなとも思っていました。恐らく慎重派だと思うので、自分のポジションも冷静に見つめているだろうし、MMというか社長との縁を考えると、そう簡単に切れないだろうなと思っていました。

 

俳優パク・ヘジンの新たな出発ということで、私の思いも書き記しておきます。もう何度も書いていることを繰り返すことになりますが、お付き合いいただけたら幸いです。長くなりますので、読むのが面倒な人はスルーしてくださいね~ウインクしかも私的視点ですので、相当辛口なことも書きます!

 

私がパク・ヘジンという俳優に出会って、13年ほどになります。2009年のちょうど今頃にパク・ヘジンを知りました。タイミング良くというべきか、運命のムヨン&ジスと出会い(笑)『空くらい地くらい』沼にハマりましたラブそこからは、ヘジンファンへと一直線!!熱しにくく冷めにくいタイプの私は、ハマると底なしなんです汗確実に散財しますガーン

 

初めての公式ファンミにも行きたかったけど、その頃は情報入手もちゃんと出来ていなかったせいもあり行けなくて残念でした。でも雑誌のサイン入りポラ写真が当たり、ますますヘジン沼に...その後はヘジンファン活をスタレビより優先するようになったりしてました。

 

でもその頃から、少しずつヘジンファンとしては心配なこともありました。私は事情通でもなかったので、ネット等を通じて知り合った事情通の方からの情報のみで、ファン同士の諍いも経験しましたし、韓国<日本になってきて大丈夫なのか?と思ったりもしました。楽しい事も多かった時代ですが...

 

ヘジンくんが日本での活動を活発にしてくれたお陰で、いろいろな人と知り合えましたし、その縁が今でも続いている方も居ますし、ファンミ等も楽しかったな~と今でも楽しい思い出もありますが、一方で不穏なことも感じてはいました。

 

何しろ韓国での芸能活動がほぼシャットダウン状態でしたから。その理由が私はよく分かっていなかったし、ヘジンくん自身が割と作品の間隔が空くタイプだったから、次の作品に向けて準備期間なんだろうなと思っていました。このあたりは、後で知ってみれば...納得なんですけどね。ヘジンくんの葛藤を思うと胸が痛みます。どんな思いで、ファンの前で笑顔を見せていたのかなと...

 

日本に軸足を置いている時にお世話をしてくださったTHE KISSですが、今は全国にショップがありますね。こちらにもあります。お店のロゴを見るたびに、何だか懐かしい気分になりますニコニコヘジン仕様のアクセサリーは...ちゃんと保管してます。ツーショット写真も自分の顔は見たくないけど(爆)大切にしています。ヘジンくんも当然だけど若い~(≧▽≦)

 

でも楽しいだけの時間は短かったですね。やはり不遇というか、辛い時期のことは、今でも忘れられないです。ファンは支えられるなら、韓国での活動が厳しいなら日本で支えよう!そんな気持ちが当時のヘジンファンには満ちていたと思います。まあ当然ながらそうなると諍いも出てきます。

 

ヘジンファンに限らず、誰のファンでも起こることですが、熱量が上がると暴走するファンも出てくるし、ファン同士でマウントの取り合いというか、いかに本人に近いかというポジション取りみたいなことが起こるんですよね(>_<)ヘジンくんは結構ファンとの距離が近かったと思います。以前お母さんが飲食店を営んでいたこともあり、そしてお母さんもフランクな方だったようで、ファンとの交流も盛んだったと思います。

 

ヘジンくんと交流のある有名人も多く訪れていて、私は行ったことないですが、行ったことのある方から、お店の様子は聞いていました。私も一度は行きたいな~と思っていました。ヒョジュちゃんはもちろん、パク・シネさんやチョ・ユニさんなどのサインがあって、私も直で見たい!と思っていました。叶わぬ夢になりましたが...

 

俳優パク・ヘジンへのネガティブ情報は今でも目にします。定期的に浮上するというか...悪意しか感じませんがプンプン本人も家族も悩み苦しんだと思います。お店にだって相当影響あったと思います。そんな中で手を差し伸べてくれたのがMMの社長ですしね。韓国が無理なら、中国でと尽力してくれたと思います。社長も女性ゆえに、大変だったことも多かったと思います。でも女性社長だからこそヘジンくんをケア出来た面も多いと思っています。

 

韓国では手も足も出ない状況だったとはいえ、中国へ軸足を置いたのは、女性ならではの決断かもしれないなと今は思います。あの頃は何で中国なの?日本はどうなるの?と思ったりもしたのですが、よく考えたら中国ドラマは吹き替えなので、言葉の壁が日本より断然低いわけです。ヘジンくんは何事も一生懸命な人なので、中国での撮影環境にも馴染むように努力したと思います。中国語も頑張ってましたよね。

 

私も翻訳を頑張ってみましたけど、翻訳機が使いものにならないから、それは大変でした(^-^;こんなことなら漢文をもう少し頑張っておけば!とか後の祭りあせるもちろん字幕がなかったら、チンプンカンプンでしたけどね。最近は中国ドラマも多く放送されていますが、私はもうお腹一杯です。

 

このまま韓国復帰出来ないのでは?と思ったこともありましたが、復帰作が決まった時は、『いとしのソヨン』のキャスティングに紆余曲折があったことに感謝しましたし、ヘジンくんを押してくれた関係者が居たことを嬉しく感じました。結果的に国民ドラマと言われるほどに大衆から愛されて、ヘジンくんも共演者との繋がりが以前より強固になったように感じました。素敵な俳優及びスタッフに恵まれましたね。

 

そこからは韓国での演技活動が軌道に乗って、中国活動も並行しながら順風満帆な感じになりました。日本のファンは確実に置いてきぼりな感じで、時々ファンミ開催されたりしてましたが、私はファンミの内容に毎回不満ありました。もっと演技の話が聞きたいのだけど...と毎回思っていました。私物プレゼントとか不要なんだけどな。

まあ望むファンが居るのは理解しますが(^^;)別に歌とかダンスとかは不要なんですよ。得意なら見たい聴きたいですが、明らかに不得手だと分かっていたので、その分演技プランとか話を聞かせてほしいと思っていました。

 

たられば話をしても仕方ないけど、やはり『星から来たあなた』でジェギョンを演じられなかったのは、本当に惜しかったと思います。フィギョンは言ってみれば演じやすい役で、ヘジンくんからすればフィットする服を着こなしていただけで、褒めそやされてもな...と思います。もしジェギョンを演じて、視聴者から嫌われても俳優としての収穫は大きかったと思います。

 

その後のドラマの役選択に関しては、悪いとは思わないけれど、決め手に欠ける感じではありました。『バッドガイズ』の天才サイコパス役も期待したほどではなかったのですよね。結局良い人みたいな感じで...私としてはもっと危険なサイコパスかと期待していたので...俳優パク・ヘジンの演技力をもっと引き出してほしかったです。ドラマ自体は、映像の見事さなど『星君』よりずっと面白かったですウインク

 

私が疑問を感じ出したのは『チーズ・イン・ザ・トラップ』以降の作品選びです。それから制作側との小さないざこざが目立ち始めたことが気になっていました。ドラマ版『チーズ・イン・ザ・トラップ』は気に入っています。でもこのドラマも制作側と微妙な関係になり、ちょっと後味が悪かったですね。原因は何となく分かります。

 

このドラマの共演者であるキム・ゴウン、ソ・ガンジュン、ナム・ジュヒョク、イ・ソンギョン...キム・ゴウンは初ドラマだし、他の俳優はほぼ新人、年齢もキャリアもヘジンくんは一歩先を歩んでいるのです。どう考えてもユ・ジョンを演じるパク・ヘジンの独壇場だと会社は踏んでいたと思うし、制作側も似たような思いだったと思います。ところが蓋を開けてみれば、状況が段々違ってきた感じ。キム・ゴウンとソ・ガンジュンが予想以上に良かったのですよ。そこから齟齬が生じてしまったと私は見ています。映画版の共演者がヘジンくんの年齢に近い俳優で制作されたのも恐らくこのあたりが原因でしょうね。

 

私が俳優パク・ヘジンへの興味が段々薄れてしまったのはこのあたりからです。映画版の『チイント』は失敗作だと思います。共演者云々よりストーリー展開がNGでした。半分ドラマ版への当てつけだろうなと思ったほどです。映画を甘くみるなよ~と私は思いました。

 

これ以降の作品に関しては、私は惹きこまれるほどの魅力は感じません。もっと俳優パク・ヘジンの魅力を引き出す役はあると思うのに、なぜに完全無欠のヒーロー役を演じようとするのだろう?もっと演技力を試されるような役を演じてほしいし、斬新なストーリーを選んでほしいと思っていました。これでは人生作には巡り会えないなとも。だから少なくともMMから離れるという選択もあるんじゃないかなと思っていましたが、こればかりは契約上の問題もあるだろうし、フリーになったとして引き受ける事務所があるのか?とも思ったので、難しいなと感じていました。

 

このインタビューは少し前のものだと思いますが、最後の数行に海外市場の話が出てきて、MMとの契約を更新しなかったのは、こういう気持ちがあるからなのかな?と思いました。アジアでなく欧米を目指すのなら、ある程度コネクションのある事務所でないと厳しいでしょう。簡単なことではないけど、チャレンジする気持ちがあれば良い機会と考えたのでしょう。

 

40才という年齢になり、一つの区切りでもあったでしょうし、新たなチャレンジをして演技の道を邁進したいという宣言と私は受け取りました。ぜひ新たな俳優パク・ヘジンの姿を見せてください。期待しています。

 

めちゃくちゃ懐かしいヘジンくんの写真をアップしておきます。やめろ~ってヘジンくんが言ってる気がする(^m^)ご愛敬ということで。私からのエール!!