
10月31日の09:34に受信した三菱UFJ銀行【インターネットバンキングヘルプデスク】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 10月31日の09:34 に受信した (三菱UFJ銀行)口座のセキュリティリスクについてのお知らせ と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②と③の箇所です。
①は、三 菱 U F J 銀 行 <usataro3@costcojapan.jp> と記述されえていますが、三菱UFJ銀行の場合 costcojapan.jp のようなドメインで送信してくることは無く、 三菱UFJ銀行は mufg.jp もしくは direct-11.bk.mufg.jp もしくは ****.bk.mufg.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
costcojapan.jp は COSTCOの日本法人(コストコホールセールジャパン株式会社)で使用しているドメインです。
COSTCOの日本法人(コストコホールセールジャパン株式会社)でオフィシャルに使用しているドメインなのに、菱UFJ銀行 からのメールのドメインに何でこれを使っているの??
何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると https://problogtemplate.com/ のURLが登録されていました。
三菱UFJ銀行のURLは https://www.bk.mufg.jp/ 、三菱UFJダイレクトのURLは
https://direct.bk.mufg.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
problogtemplate.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 172.105.226.112 で、日本の東京都内 にあるデバイスに Akamai Technologies, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
problogtemplate.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
③はクリックを促すためのリンクですが、https://www.bk.mufg.jp24/ と云うURLの発信先を調べてみましたが、このドメインはインターネット内に存在していないようですので既に削除されたかインターネットに接続されていないようですのでアクセスできません。
メールのヘッダーを確認してみると "usataro3@costcojapan.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (usataro3@costcojapan.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると glibhads173 から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 171.211.35.29 で、中国の四川省徳陽市 にあるデバイスに CHINANET Sichuan province network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "再認証手続きはこちらのリンクから行ってください:(再認証を行う)" と記述されている個所がありますが、もしも、不安に思うならば、このリンクを決してクリックせずに、三菱UFJ銀行の公式ホームページ (https://www.bk.mufg.jp/kojin/index.html?link_id=p_top_cont_kojin) にアクセスして、"ログイン" から確認してくださいね。 ww
三菱UFJ銀行からも 、この様なメールを受け取っても安易にリンク先ホームページにアクセスしたり、アクセス先のホームページに暗証番号、パスワード等を入力しないようにと注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。