7月29日の02:32に受信した三菱UFJ銀行【インターネットバンキングヘルプデスク】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 7月29日の02:32 に受信した (三菱UFJ銀行)口座のセキュリティリスクについてのお知らせ と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三 菱 U F J 銀 行 <xtbpxdjxvmt@uqmobile.jp> と記述されえていますが、三菱UFJ銀行の場合 uqmobile.jp のようなドメインで送信してくることは無く、 三菱UFJ銀行は mufg.jp もしくは direct-11.bk.mufg.jp もしくは ****.bk.mufg.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
uqmobile.jp は UQモバイル のキャリアメールとして使用しているドメインなのに、なんで 三菱UFJ銀行 からのメールのドメインに何でこれを使っているのか??
こんなドメイン使っていたら一発でアウトだってわかるじゃん。
何考えているんだか・・・ こんなので騙されると思っているんだろうね。 ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://fsszhjc.com/?8******z のURLが登録されていました。
三菱UFJ銀行のURLは https://www.bk.mufg.jp/ 、三菱UFJダイレクトのURLは
https://direct.bk.mufg.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
fsszhjc.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 43.157.186.153 で、ブラジルのサンパウロ市 にあるデバイスに ACEVILLE PTE.LTD. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
fsszhjc.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "xtbpxdjxvmt@uqmobile.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (xtbpxdjxvmt@uqmobile.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると uqmobile.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.165.145.247 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市 にあるデバイスに China Unicom Liaoning Province Network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (175.165.145.247) に UQモバイル でキャリアメールのドメインとして使用している uqmobile.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
最下部に記載のURLは、正式な三菱UFJ銀行のアドレス (https://www.bk.mufg.jp/) にリンクされていました。
本文中に "再認証を行う" と記述されている個所がありますが、もしも、不安に思うならば、このリンクを決してクリックせずに、三菱UFJ銀行の公式ホームページ (https://www.bk.mufg.jp/kojin/index.html?link_id=p_top_cont_kojin) にアクセスして、"ログイン" から確認してくださいね。 ww
三菱UFJ銀行からも 、この様なメールを受け取っても安易にリンク先ホームページにアクセスしたり、アクセス先のホームページに暗証番号、パスワード等を入力しないようにと注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。