【AEON】顧客情報更新のお願い と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
7月27日の01:14に受信した イオン銀行【AEON】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは 7月27日の01:14 に受信した 【AEON】顧客情報更新のお願い と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、AEON <aeon@aeon.co.jp> と記述されえていますが、aeon.co.jp はイオンで実際に使用しているドメインでが、イオン銀行は **.aeonbank.co.jp もしくは aeonbank.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

また、イオン及びイオン銀行の場合  aeon のようなユーザー名(メールアカウント)で送信してくることは無いので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://qiliu86.nnkxiabr.workers.dev/ のURLが登録されていました。

 

イオン銀行のURLは https://www.aeonbank.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

qiliu86.nnkxiabr.workers.dev と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 172.67.159.233 で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

qiliu86.nnkxiabr.workers.dev は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "admin@dgshock.cn" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (aeon@aeon.co.jp) に改ざんして送付しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると dgshock.cn から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 101.126.83.193 で、中国の河北省石家荘市にあるデバイスに China Internet Network Information Center と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。

 

本文中に "アップデートに関してご不明な点がございましたら、お気軽にカスタマーサービスセンターまでお問い合わせください" と記述されている個所がありますが、もしも、不安に思うならば、クリックを促す箇所のリンク (公式ウェブサイトへ) を決してクリックせずに、イオン銀行の公式ホームページ ( https://www.aeonbank.co.jp/ ) にアクセスして、"ログイン" から確認してくださいね。 ww

 

イオン銀行からも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。