【イオンカード】お客様のカードご利用明細の内容をお知らせ と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
6月19日の02:58に受信した イオンカード【AEON CARD】名乗る迷惑メール

 

以下のメールは 6月19日の02:58 に受信した 【イオンカード】お客様のカードご利用明細の内容をお知らせいたします と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②と③の箇所です。

 

は、自動配信です日本AEON <news@aeonbank.co.jp> と記述されえていますが、このアドレスのドメイン (aeonbank.co.jp) はイオン銀行が使用しているドメインですが、news@aeonbank.co.jp のメアドで送信してくるメールは、メアドを偽装して送り付けるフィッシングメールとの報告があるので、明らかに疑うべき不正なものであると認識しておいた方が良いと思います。

 

しかし、イオンカードの場合 aeonbank.co.jp のドメインで送信してくることは無く、 イオンカードは email.aeon.co.jp もしくは ma.email.aeon.co.jp もしくは aeon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://mungcmay.github.io/l*****5/ のURLが登録されていました。

 

イオンカードからのURLは https://www.aeon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

 

mungcmay.github.io と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが185.199.110.153で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに GitHub, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

mungcmay.github.io は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

は、AEON CARD からのメールなのにもかかわらず、署名欄に "株式会社ジェーシービー"  と記述されているのは差出人と異なっているところから、これは明らかに疑うべき記述です。

 

メールのヘッダーを確認してみると "admin@kj658.cn" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (news@aeonbank.co.jp) に改ざんして送付しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると mail.kj658.cn から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 42.240.132.175 で、中国の広東省広州市にあるデバイスに Shuhuashi/China Telecom/China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

イオンからも 、この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンクにはアクセスしないで削除するように注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。