![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
5月5日の00:07に受信した Amazon【Amazon.co.jpカスタマーサービス】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 5月5日の00:07 に受信した 【緊急】Amazon注文を出荷できません と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon <wmxvgwoc@s.vodafone.ne.jp> と記述されえていますが、アマゾンの場合 s.vodafone.ne.jp のような今では使用していないボーダフォンのドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは ***.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②は、クリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://amazom.ppatc.com/zjDWvT のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://**.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
amazom.ppatc.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが 104.21.74.195 で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
amazom.ppatc.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "wmxvgwoc@s.vodafone.ne.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (wmxvgwoc@s.vodafone.ne.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると s.vodafone.ne.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.173.161.247 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicom Liaoning Province Network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス (175.173.161.247) に 既に削除されインターネット内に存在しない s.vodafone.ne.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "支払方法を更新する" のアイコン)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。 |
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。