
5月1日の23:27に受信した Amazonプライム【Amazonカスタマーサービス】を名乗る迷惑メール
以下のメールは 5月1日の23:27 に受信した Amazonプライム会員資格の一時停止 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon.co.jp <tivnvrrfogy@i.softbank.jp> と記述されえていますが、アマゾンの場合 i.softbank.jpのようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは ***.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
i.softbank.jp は ソフトバンクのiPhoneから送信されるEメール(i)のドメインなのに、アマゾン からのメールのドメインに何でこれを使っているの??
一発でアウトだってわかるじゃん。バカじゃねーの?!・・・ ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://anazom.hbsbjaz.com/FU9VhP のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://**.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
anazom.hbsbjaz.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが104.21.73.145で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
anazom.hbsbjaz.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "tivnvrrfogy@i.softbank.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(tivnvrrfogy@i.softbank.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると i.softbank.jp から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 175.150.107.138 で、中国の遼寧省葫芦島(フルダオ)市にあるデバイスにChina Unicom Liaoning Province Network と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
中国ではICANNから割り振られたグローバルIPアドレス(175.150.107.138) に ソフトバンク で正式に使用している i.softbank.jp と云うドメインを紐づけて使用することができるようですね。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( "このリンクにアクセス" の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。