
11月2日の03:02に受信した Amazon【Amazonカスタマーサポート】を名乗る迷惑メール
以下のメールは11月2日の03:02に受信した Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、Amazon.co.jp <Darell-xxx@perry-johnson-message.shabimaru.net> と記述されえていますが、アマゾンの場合 perry-johnson-message.shabimaru.net のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://jhgktgf.com/ のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
jhgktgf.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.133.5.237で、日本の東京都内 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
jhgktgf.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "Darell-xxx@perry-johnson-message.shabimaru.net" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (Darell-xxx@perry-johnson-message.shabimaru.net) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると perry-johnson-message.shabimaru.net から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 43.156.12.132 で、シンガポールのシンガポール中央社会開発協議会 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取っても、" [Amazon.co.jpにログインする]" とクリックを促すためのリンクを絶対にクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。