
10月30日の07:08に受信した Amazon を名乗る迷惑メール
以下のメールは10月30日の07:08に受信した Amazonアカウント認証通知 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、amazon.co.jp <info-hxwapdjdsdrfgxwcm@mail.my.softbank.com> と記述されえていますが、アマゾンの場合 mail.my.softbank.com のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、このURLに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://mq.mbd.baidu.com/18C1Z2rCOWI のURLが登録されていました。
(表示されているURLとこのURLの文字に登録されているリンク先のURLが異なっていますので
気を付けてくださいね)
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
mq.mbd.baidu.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが104.193.88.125で、アメリカのカリフォルニア州クパチーノ にあるデバイスに Baidu USA LLC と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
mq.mbd.baidu.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "info-hxwapdjdsdrfgxwcm@mail.my.softbank.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名 (info-hxwapdjdsdrfgxwcm@mail.my.softbank.com) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると VM-0-14-centos.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 43.153.38.67 で、アメリカのカリフォルニア州サンタクララ郡 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
この様なメールを受け取っても、"当社の公式ウェブサイトにアクセスしてください" とクリックを促すためのURL (https://www.amazon.co.jp)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。