【至急】三井住友銀行:口座セキュリティアラート と題したフィッシング詐欺迷惑メール | 迷惑メールやフィッシングメールに注意するためのブログ

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毎日数多く送られてくる迷惑メールやフィッシング詐欺のメールに困っている人が多々いると思います。
この様なメールに騙されないようにするために、自分に送られてきた迷惑メールの内容をチェックして掲載しますので、自身を守るために参考にしていただければ幸いです。

 

 TODAY'S
 
9月19日の14:48に受信した 三井住友銀行 名乗る迷惑メール

 

以下のメールは9月19日の14:48に受信した 【至急】三井住友銀行:口座セキュリティアラート と題したメールです。

 

 

上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。

 

は、三井住友銀行 <great-xxxx@smbc-card.com> (xxxxは当方のメールアカウントです)と記述されえていますが、三井住友銀行の場合  smbc-card.com のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友銀行は dn.smbc.co.jp もしくは ra.smbc.co.jp もしくは msg.smbc.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。

 

はクリックを促すためのリンクですが、このアイコンに設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://vipent.cc/?id=smbcのURLが登録されていました。

 

ちなみにこのアイコンに "Vpassログイン" と記述していますが、Vpass は三井住友銀行で使用されている名称ではなく、三井住友カードで使用している名称です。

 

三井住友銀行からのメールに、三井住友カードで使用している Vpass と云う名称を使用するようなことはありません。

この点からも、明らかに不正なモノだと分かりますよね。ww

 

三井住友銀行のURLは https://www.smbc.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。

vipent.cc と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.163.208.170で、日本の東京都内 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
 

vipent.cc は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。

 

メールのヘッダーを確認してみると "great-xxxx@smbc-card.com" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(great-xxxx@smbc-card.com) と合致しています。

 

メールのヘッダーから送信元を確認すると VM-0-17-centos.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 43.131.241.96 で、韓国のソウル特別市 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。

 

(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
 

このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。

 

本文中に "三井住友銀行の公式ウェブサイトにブラウザから直接アクセスし、ログイン情報を確認してください" と記述されてますので、もしも、不安に思うならば、このメールに記述されているリンク(Vpassログイン の箇所) を決してクリックせずに、三井住友銀行の公式ホームページ (https://www.smbc.co.jp/) に直接アクセス後、ログインして確認してくださいね。 ww

 

三井住友銀行からも 、この様なメールを受け取っても "URLや添付ファイルを開かず、メールを削除してください" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。