9月19日の09:46に受信した Amazonプライム【Amazonカスタマーサポート】を名乗る迷惑メール
以下のメールは9月19日の09:46に受信した Amazonプライム会費のお支払い方法に問題があります と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、"Amazon.co.jp" <noreply@mynpdp.com> と記述されえていますが、アマゾンの場合 mynpdp.com のようなドメインで送信してくることは無く、アマゾンは amazon.co.jp もしくは amazon.jp もしくは amazon.com もしくは xxx.amazon.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、https://tbtbvdfv.com/?id=amazon のURLが登録されていました。
アマゾンのURLは https://www.amazon.co.jp/ もしくは https://××.amazon.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
tbtbvdfv.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが43.163.208.170で、日本の東京都内 にあるデバイスに Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
(Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited は、中国の広東省深圳市に本部(本社) がある 中国の大手IT・ネットワーク サービス企業です)
tbtbvdfv.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "bounces+1xxxxxx6-3xx0-xxxx=xxx.xxxxx.xx.jp@sendgrid.net" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名を (noreply@mynpdp.com) に改ざんして送付しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると xvfrtndv.outbound-mail.sendgrid.net から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 168.245.114.216 で、アメリカのコロラド州デンバー にあるデバイスに SendGrid, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
このメールには画像が含まれています。
HTMLメール形式のメールに含まれている画像データを表示させるとメールアドレス等の情報を収集されたりする可能性があるため、このメールに含まれている画像は表示させないようにしましょう。
この様なメールを受け取ってもクリックを促すためのリンク( [Amazon.co.jpにログインする] の文字列)を絶対にクリックしないで即削除しましょう。
Amazon.co.jpでは "アカウントのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていただくことを推奨しています。" と注意喚起しているので、2段階認証にするように設定したほうがいいと思います。
どうしても気になるのであれば、https://www.amazon.co.jp/ に直接アクセスして確認しましょう。