
9月3日の22:19に受信した 三井住友銀行 を名乗る迷惑メール
以下のメールは9月3日の22:19に受信した 【重要】三井住友銀行から緊急のご連絡 と題したメールです。
上記のメールで注意しないといけないのは、①と②の箇所です。
①は、三井住友銀行 <frpvdfpd-XXX@amazon.co.jp> と記述されえていますが、三井住友銀行の場合 amazon.co.jp のようなドメインで送信してくることは無く、三井住友銀行は dn.smbc.co.jp もしくは ra.smbc.co.jp もしくは msg.smbc.co.jp のドメインで送信してくるので、これは明らかに疑うべき不正な差出人です。
amazon.co.jp は アマゾン (Amazon) でオフィシャルに使用しているドメインなのに、三井住友銀行 からのメールのドメインに何でこれを使っているの??
一発でアウトだってわかるじゃん。アホちゃうの?!・・・ ww
②はクリックを促すためのリンクですが、この文字列に設定されているリンク先のアドレスを確認してみると、
https://2b2f3132accda0d7b6be3e759439823d.afv697.com/caonige2xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx のURLが登録されていました。
三井住友銀行のURLは https://www.smbc.co.jp/ が正規のURLなので、これは明らかに疑うべきURLです。
2b2f3132accda0d7b6be3e759439823d.afv697.com と云うURLの発信先を調べてみると、IP アドレスが172.67.137.59で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ にあるデバイスに Cloudflare, Inc. と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
2b2f3132accda0d7b6be3e759439823d.afv697.com は、このアドレスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して使用してるみたいですね。
メールのヘッダーを確認してみると "frpvdfpd-XXX@amazon.co.jp" が送信者のようなので、 差出人(送信者)名(frpvdfpd-XXX@amazon.co.jp) と合致しています。
メールのヘッダーから送信元を確認すると 10-13-46-16.localdomain から送信されていて、送信元のIP アドレスを確認すると 106.75.184.148 で、中国の広東省広州市 にあるデバイスに China Unicom と云うISPが割り当てしたアドレスのようです。
このメールの送信者は、このデバイスを使用しているか、このアドレスが割り当てられたデバイスに接続して送信してるみたいですね。
本文中に "すべてのお客さまにむけてお客さま情報、お取引目的等の定期的な確認を順次お願いしております" と記述されていますが、三井住友銀行はこのような定期的な確認は行っていないので注意しましょうね。 ww
三井住友銀行からも 、この様なメールを受け取っても "URLや添付ファイルを開かず、メールを削除してください" と注意喚起されているので、クリックしないで即削除しましょう。
