読み込み中であることをユーザーに知らせる」に PSP を get した話を書いたが、その後も順調に奇妙な現象が発生したりして非常に面白い。「フィンローダの裏の裏ページ」には、「□ボタンほが押した後に戻らなくなる現象について、画像付きで紹介した(折角PSPをgetしたというのにgatekeeperどころかコメントもトラックバックも皆無というのは一体どういうことだ)が、実はこの症状が最近発生しなくなった。1か月程度使っていたので、ひっかかる箇所が磨耗したのか、あるいは何か別の原因があるのかよく分からないが、とにかく、最近はこのボタンを押しても戻らなくなることはない。

ということは、慣らしプレイをすれば解決なのか。と思った方はちょっと甘い。もっと困った現象が発生しているのである。ボタンを押しているのに無視されることがあるのだ。

以前、SonyStyle というソニーの直販サイトから限定品のマウスを買ったら、物凄く使い勝手の悪いものが来て閉口したことがある。どう使い辛いかというと、クリックしても無視されてしまうのである。つまり、クリックしたにもかかわらず、それが認識されていないのだ。

その原因がどうとか細かいことは分からない。また、このマウス全てに言える問題なのか、たまたま私がgetしたものだけ故障していたのか、それも分からない。ただ、今回問題にしたいのは、なぜ私がマウスボタンをクリックしたと断定したかということだ。

ある種のボタンは、押した時にクリック感を発生するようになっている。カチッという感じが感触として指に伝わるとか、音がするとか、そういったフィードバックのことである。これによって、ユーザーは、画面を見なくてもマウスをクリックしたことを認識できる。もしクリック感がないと、ユーザーはどの程度の強さでボタンを押せば認識されるか分からない。そのため、ボタンを強く押しすぎることになる。これは健康にも悪いし、使い勝手という点でも最悪である。

問題のマウスの場合、押した時に「カチッ」という音がするのだ。それによって、ボタンを押したと判断すると、実は押されていない、ということがある。こんなマウスは使っていられない、ということで、すぐに使うのを止めてしまった。

さて、PSPである。これも「□ボタン」を押したら「カチッ」という音がする。また、指先に、何かに当たったという感覚がフィードバックされる。ということで、ボタンを押したと思っていたら、実は無視されていたりするのだ。こういうことがゲーム途中で起こると致命的、というか故障しているに等しい状態だと言って全然差し支えない。だったらすぐに修理に出せと言われそうなものだが、まあそれもそうだ。

この症状は「□ボタン」の特に左側を押した時に発生する。逆に、右側を押したときには、カチッという音がしないし、少し、押し込みの深さが深いような気がする。つまり、左側を押した時に、ボタンがスイッチ以外の何か(ケースとか?)に当たって、押されていない、といったような感じをイメージしてもらうと分かるかもしれない。そういう状況なのだ。

基本的に、ユーザーに何かフィードバックを与えたら、それに対応するアクションが必ず行われなければならない。ユーザーはボタンを押したつもりになっているから、待ってしまうのである。それができないなら、何もしない方がまだマシである。何もフィードバックがなければ、ユーザーは「ボタンが押せなかったのだろうか」と疑問を持つことができる。フィードバックがあると、それもできずに騙されてしまうのである。