前から少し気になっているのが、一般の病院での包茎手術です。
真性包茎なら健康保険で安く治療ができるらしく、また仮性包茎でも保険の適用はありませんが自費扱いで治療してくれる病院もあるようで、包茎手術専門クリニックよりも安く治療が受けられるそうです。
その場合は各病院が独自に治療費を設定しているようです。だいたい10万円前後ぐらいが多いようです。
以下、知り合いの医療関係者に包茎手術に関して聞いた話を書きます。
一般の泌尿器科の包茎手術と包茎手術専門クリニックとの相違点
1、一般の保険診療の病院で泌尿器科にいけば包茎手術をしてくれる病院はある。
ただし仮性包茎の場合は治療の必要はないと断られる場合があります。仮性包茎は病気でないとかんがえる泌尿器医は多いそうです。
また個人のクリニックでは手術室(処置室)をもうけていない内科系のクリニックも多く、その場合は紹介状を書いて別の病院にまわされます。
2、一般の病院なので看護師は女性であるケースが多い。手術時の消毒等など女性の看護師が受け持つことになります。
3、日本の医者は大学病院等の大きな病院で研修を受けるため、泌尿器科医でも包茎手術を実際に担当したことがない医者がいる。
大きな病院には包茎手術を希望する患者さんはあまり来院しないため絶対的な手術数が少ないそうで、 教科書的な知識はあっても手術を受け持ったことがない医者が多いそうです。
大学病院などの大型病院では包茎手術を担当する医師は若い研修中の医師がおこなうケースが多く技量に問題がある。
4、教科書的な知識で手術をした場合、通常切除ラインを陰茎の真ん中あたりにもってくるため陰茎の真ん中あたりで粘膜部と皮膚部がつなぎ合わされるためツートンカラーになってしまう場合いが多い。
包茎の方は亀頭をメインとした粘膜部が常に皮によって保護されているためピンク色の場合が多く、色の違いが目立ってしまうそうです。
包茎なんて病気の内に入らないと適当に手術する医師もいるため、切除ラインが斜めになっている場合や変な皮のたるみができてしまう場合も多いそうです。
それでも保険診療の場合は機能上問題がないため手術の失敗ではないといわれます。
5、保険診療の場合、包茎手術は亀頭部を覆っている皮をとってあげればよいという手術をするため、傷跡に関して配慮はしていない。
手術後出血を押さえ、傷が開かないようにするため縫合糸でざっくりと大きく縫うため抜糸後に糸の跡が残りやすい。
6、包茎手術の場合、保険の点数が低いため(手術を実施した場合の病院の収入が低い)赤字になるケースもある。
そのため病院によっては入院させて点数を稼ぐところがある。
術後出血した場合があっても安心ではあるが、包茎手術で入院というのは…。特に勤務者の場合は会社を休めない。
症例数は段違いに専門クリニックの方が多いため、医師の手術経験が豊富で、術後のことを考えるならば、金額は高くても専門のクリニックのほうが良いとアドバイスされました。
僕もそう思います。