音楽の話 その20 ー EVIL A LIVE 2023 「ドレスコーズ」 | この世の外ならどこへでもーモラハラ・DVからの自己回復日記

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2012年より「望郷解毒酒場」という謎のタイトルで書いてきたこのブログ。
離婚後は解毒する「毒」も無くなったのでタイトルを変えました(2021・4より)
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はい、また音楽の話。

好きなことだけ書き散らかす。 

 

つい最近配信されたEVILLINE RECORDSのライブ映像で、「ドレスコーズ」のactがすごく良かったって話。

 

 

 

「スーパースーパーサッド」と「ビューティフル」

どちらも大好きな曲。(1:12:05〜)

 

毛皮のマリーズが解散して「ドレスコーズ」が結成されてから2年後、志磨遼平はひとりになった。(それ以降、ライブやアルバムのたびにメンバーは流動的に変わる)

スーパースーパーサッドはその時のアルバム「1」に収録。

MVもほんと沁みる。

 

 

 

ビューティフルは毛皮のマリーズのときの曲で、いまでもライブで歌っているし、志磨さんの代表曲と言えると思う。

ドレスコーズのライブを初めて観たとき、この曲を聴いて号泣した。

 

ライブ動画でもいろんな「ビューティフル」を聴いて(観て)いるけれど、このアーカイブのはその中でもかなり好き。

 

「ドレスコーズ」の参加ミュージシャンは毎回どの人もいいけれど、この布陣が特に私が好きなミュージシャンばかりだというのもある。

 

ギター・西くん(越川和磨)、ベース・コレぴょん(有島コレスケ=曽祖父は文豪の有島武郎)ドラムス・菅大知さん、キーボード・中村圭作さん。

 

スーパースーパーサッドのコレぴょんのベースの音はやっぱり好きだし、菅さんのドラムスは腕の動きまで優雅で惚れ惚れするし、圭作さんのキーボードは戀愛遊行ライブのときもほんと良かった。

そして、なにより西くんがほんと楽しそうで、志磨さんとじゃれてるのが、見てて身悶えした(笑)

 

特に「ビューティフル」の、’そして私は、私よりわたしと呼ぶべきコイツ元歌詞は「ガール」と恋に落ち’、、などと歌って志磨さんが西くんの頭をワシっとしたとこなど、ああ、、、もお、、なんて可愛いんだ、、ふたりとも。(こんな可愛い41歳って、、)

 

 

そして曲の最後の、ただ、ただ、ただ、美しく!美しく生きて!しねえええーー!という志磨遼平の叫び。

 

そうなのよ、と思った。

 

私は美しく生きて死にたい。

うつくしい、というのは別に美魔女(変な言葉だよね)になるとかじゃないよ。

そういうものを目指してる人もいるだろうけど。

 

ひととしてうつくしく在りたい。

誰が見てないとしても、自分のことは自分にいちばん目に入るものだから。

自分から見て、醜い人間にはなりたくない。

 

究極としてはそこなのよ、私の離婚の理由は。

ひととして大事なことはなにか、ってことを、自分にもこどもにも身を以て示したかった。

生き方で。

 

やっぱり、一見そうは見えないけど、ドレスコーズ志磨遼平の音楽は毛皮のマリーズ時代からいまも、レベル・ミュージックなんだと感じる。

だから好きなのよ、わたし。