大英自然史博物館展
娘を連れて、上野の「大英自然史博物館展」@国立科学博物館へ。次の日が最終日ということで混んでいました。
名探偵コナンやルパン三世が大好きな娘のお目当ては「呪われたアメジスト」。どんな呪いかは、長くなるのでリンク先を参照して下さい。呪われると困るので写真は載せませんw
そして僕が見たかったのは始祖鳥の化石。これを見たくて呪われたアメジストの話を娘に吹き込んだのは娘には内緒。
サーベルタイガーの骨格標本。絶滅してしまった動物にはなぜか惹かれます。そして骨格の合理性、チカラの伝え方の滑らかさに美しさを感じるのは建築脳ですね。
黒川哲志建築設計事務所HP:https://www.kurokawadesign.com
西東京市の家のテラス
昨年竣工した西東京市の家のクライアントから、テラスでBBQをした写真を送ってもらいました。昨年は竣工が秋口になってしまったためテラスを楽しめるのはこれからですが、こちらのクライアントには十二分に使い倒してもらえると思いますw
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商空間デザイン80s90s~内田繁さんを偲んで
夜、六本木のBAMBOO ショールームへ。昨年亡くなったインテリアデザイン界の巨匠・内田繁(1943〜2016)さんのことを中心に語るセミナー「商空間デザイン80s90s~内田繁さんを偲んで」を聴講してきました。その席の冒頭で米屋さんから発表がありましたが、内田さんの奥さんである三橋いく代さんも先週亡くなられたとのこと。三橋さんは、飯島さんによると内田さんよりもインテリアデザインが上手=日本で一番のインテリアデザイナーだったそうです。
セミナーのゲストは飯島直樹さん(飯島直樹デザイン室)と米谷ひろしさん(トネリコ/1968〜)。飯島さんは、内田繁とともに業界をリードしてきた杉本貴志の門下生としてちょっと下の代から見た当時のインテリア業界全体の話とその当時の内田さんのエピソードを語り、米谷さんは内田さんの事務所であるスタジオ80の門下生として厳しく鍛え上げられた当時のエピソードを内部からの視点でお話されました。
話は飯島さんの「内田繁はレッドチルドレンだったのではないか」という話から始まりました。内田さんは「1968年問題」ということを言われたそうですが、理想的な社会を目指し東大紛争が行われた年(杉本貴志さんのお姉さんは東大生で立てこもられていた方だったとか)、その年を境に社会が大きく変わるだろうと1970年に内田デザイン事務所を設立。その後の主要な作品は以下。
1973 バルコン
1974 U atelier(山中湖のアトリエ)
1977 椅子 September、吉野藤
1984 ワイズ スーパーポジション
1986 Yohji Yamamoto神戸
1989 ホテル イル・パラッツォ、青山見本帖、撫松庵・青々庵、ムパタ
1992 Miss Ashida
1993 茶室「受庵 想庵 行庵」
米谷さんによると、内田さんは目地割りにも細かく(飯島さんによるとスーパーポテトはそこは無頓着とか)、設計の細部まで内田さん自ら細かく決めていたとか。そしてデザインの方針は数年に一度大きく変え、事務所の卒業生がそれに引きずられたデザインをしていると怒られたとか。日本のインテリアデザイン界を牽引したスターの一人の生涯を多面的に聞けた貴重な機会でした。
写真は帰りに撮った六本木ヒルズ。
普通のデザイン―日常に宿る美のかたち
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インテリアと日本人
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茶室とインテリア―暮らしの空間デザイン
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インテリア・ワークス―内田繁・三橋いく代とスタジオ80
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食と緑の空中庭園
ただいまドラゴンボールのマンガにハマっている子供をつれて、池袋サンシャインにあるJ-World Tokyoへ行ってきました。ドラゴンボールのキャラクターのコスプレをしたかったようですが、出来たばかりで子供用のコスプレはなかったようで残念。でもアトラクションを楽しんでましたw
その後遅い昼食をとろうと、西武池袋本店屋上にある「食と緑の空中庭園」へ。トラフアーキテクツさんのデザインされたフードコートです。トラフさんのHPで見て思っていたよりもやや緑が少なかったですが、屋上だとやはり難しいのかな。夜になるとライトアップがキレイなのでしょうが、子連れなので夕方前に退散。機会があればまたここのビアガーデンでも来たいです。
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トラフ建築設計事務所 インサイド・アウト
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インターオフィス
午前中、インターオフィスの稲田さんが来所。インターオフィスはJIPATに加盟しているので、営業に来て下さいました。
びっくりしたのは、インターオフィスの社長に建築家であり「テラダモケイ」でも有名な寺田尚樹氏が就任したとのこと。こちらにインタビューが掲載されています。寺田氏のデザインでイトーキとハーマンミラーが協働設立した「i+」というオフィスファニチャーブランドについても触れられていますが、こちらもデザイン性もよく使い勝手が良さそう。デザイン性の良いオフィスでよく使われるUSMハラーシステムと合わせられる家具というコンセプトがあったそうで、パイプの径が同じでつくられています。オフィスデザインをする際には使ってみたい家具です。
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