離婚すれば、すべてが終わると思っていた。
あの支配、あの言葉の圧力、コントロールされているような感覚。
それらは「結婚しているからこそ起きていること」だと思ってた。
でも――違った。
離婚してもなお、彼の影響は私の生活に入り込んでくる。
「子どものため」と言いながら、絶え間なく送られてくるテキスト。
病院に連れていったことを責めるような言い方。
誰のためにしているのか、わからなくなるやりとり。
そして共通の知人や家族を通じて、間接的にプレッシャーをかけてくる。
それは、「もう終わった」はずの関係から、抜け出せない感覚だった。
ある日、支援団体の人から
「Post-Separation Abuse(離婚後の虐待)」
という言葉を教えてもらった。
それを聞いた瞬間、胸の奥がズキンと痛んだ。
ああ、これだったんだ。
これの中に、私はいたんだ――って。
Post-Separation Abuseとは、
離婚後も元配偶者が精神的・感情的に相手を支配し続ける行為。
たとえば:
過剰な連絡(テキスト、電話、深夜のメッセージなど)
「子どものため」と言いながら自分の支配を通そうとする
無断で予定を変更し、保育・医療判断を妨害
共通の知人・家族を使って間接的に干渉してくる
相手の「不安」や「敏感さ」を利用して逆に責めてくる
…まさに、私が今まで感じてきた違和感の正体だった。
私は今、支援団体とつながって、自分の心の境界を少しずつ取り戻している。
彼のメッセージに動揺する日もあるけれど、前のように自分を責めることは減ってきた。
今だから言える。
「いい人だと思っていた過去の彼」と、「今、暴走している彼」は、違う顔を持っていた。
そして何より、私が変わった。
気づく力がついた。
声を上げる力がついた。
もう、飲み込まれない自分になろうとしている。
もし今、あなたが「離婚したのにまだ苦しい」と感じているなら、
それはあなたのせいじゃない。
あなたが“弱い”んじゃない。
その支配が終わっていないだけ。
でも、気づくことから、すべては始まる。
あなたにも、必ず自由が待ってる。
私もそこに向かっている。
一緒に、抜け出そうね。
ソフィア