私は、離婚後の6年間、元夫からの見えない支配とコントロールの中で生きてきました。
表面上は平和に見えても、その裏では無数のテキストによるプレッシャーや、会話に隠された威圧的な言葉、そして“善意”を装った精神的なコントロールが続いていました。
私はそれを「問題」として認識できず、むしろ私が我慢すればいい、娘のために関係を穏やかに保てばいいと自分に言い聞かせてきたのです。
でも、それは確かに「エモーショナル・アビューズ」だったと、ある日やっと気づくことになります。
きっかけは、タックスに関する圧力的なテキストのやりとりでした。
「これは普通のやりとりではない」
「私は何かを奪われ続けてきた」
そう感じたとき、私の中で何かが崩れ、そして動き始めました。
そんな中で、精神科医のドクター・デミオとのセッションが大きな転機となりました。
私は彼に、元夫から送られてきた攻撃的なテキストのいくつかを見せました。
彼は静かにそれを読みながら、こう言いました。
「これは理論的にも破綻しているし、明らかにあなたを傷つけようという意図があります。これはストーキングやハラスメントに該当する可能性もありますよ」
私は驚きました。
私はずっと、「私が悪いのかもしれない」と思っていたのです。
でも、それは違った。
誰かがはっきりと「あなたは間違っていない」と言ってくれたことで、私の中の曇りが少しずつ晴れていったのです。
以前の私は、自分の中にある怒りの扱い方がわかりませんでした。
怒りが蓄積し、ある日突然爆発してしまう。
そんな自分を私自身も持て余し、周囲からも「扱いづらい人」「感情的な人」と見られていたように思います。
そして、「私が間違っているのかもしれない」と、さらに自分を責めるループに陥っていたのです。
けれども今の私は違います。
自分の怒りの奥にある恐怖や悲しみに毎朝向き合い、ジャーナリングを通して「見捨てられたままの小さな自分」と丁寧に対話するようになりました。
「もうあなたを見捨てないよ」
そう繰り返し語りかけながら、自分の中にある傷を一つずつ癒してきました。
私は私の中の子どもを、今の自分でリペアレンティングしているのです。
その変化は、周囲の反応にも現れました。
アメリカで「私はあなたのお母さんだよ」と言ってくれる女性が現れ、美味しいご飯に連れて行ってくれ、お土産まで持たせてくれたこと。
支援団体の担当者やカウンセラーの方々が、
「何かあったらすぐ連絡してね」
「私たちはここにいるよ」
と声をかけてくれたこと。
タックスの法律家が、私の置かれている状況を丁寧に理解し、具体的なサポートを提供してくれたこと。
そして、友人たちが「何かあったら手伝うから」と自然に声をかけてくれたこと。
以前の私は、必死に声を上げても誰にも届かないと思っていました。
でも今は違います。
私は怒りに飲み込まれるのではなく、それを力に変え、自分と大切な人を守るために使えるようになった。
そして何よりも、「私はひとりじゃない」と思えるようになったことが、私の人生を大きく変えようとしています。
Sofia