憎しみモンタージュ
いったいどれだけ破り捨ててきたんだ
次は赤か、白か
自分でサインした事、覚えているのか?
嘘で塗り固めた壁の、その向こう側から、聞き耳立てる
嘘の天才はいつまで自分を騙し続けられるのか
偽りの証明に血を流す
「半券はとっておいて。いつか必要になるかもしれない」
もはや、それは関係無くなった
それも、これも、関係無い、問題無い
その代わり、水で薄めた蒸留酒のような答えしか残らない
酔えれば良い…か?
場合に寄るだろ
虚しさを無視するのは容易ではない
何の迷いも無く、疑いも無く
ずっとその錯覚を維持できる人達が羨ましい
本来、それが当たり前なのかもしれない
どこか欠けてしまっているから、だから滑り落ちてしまうんだ
一時的なものかもしれないよな
けど、もし、戻らなかったら、どうする
虚しさを経て、ようやく思い出すのかもな
終点と、それが何の車輪なのか
昨日もアサガオが咲いてた
昨日だって充分寒かったろうに
でも、今日は咲いてなかった
ついに、尽きてしまうのかな
あれ…種ってどうなんだ?取れるのか?
出来る前に駄目になりそうな気がしないでもない