人を見下すのは僕じゃない
僕は劣等感の塊で、ちっぽけなクズだ
人を見下したりできるはずがない
見下される側の人間なんだよ
それを自覚してるからこんな事になるんだ
君らはわかってない
それは僕の考えなんかではないんだよ
「傲慢な奴」なんて見方はやめて欲しいね
自分の存在価値くらい、弁えてるよ
「どんな経験も無駄にはならない」
よくそんなことが言えたものだ
今、そんなことを言った自分の足を引っ張っているのは何だ
信じる心を捻じ曲げようとするこれは
「過去は最大の障害」にもなるんだ
人の心に、弱点を作るのも、隙を生むのも、「経験」だ
一番乗り越え難い壁も「過去」によって形成され
一番乗り越えるべき障害とは「過去」なのだ
自分を、あたかも弱き敗者のように見せる、忌々しい経験を踏み潰していかなければ、上に行くことなどできはしない
それとは別に、もうひとつ重要なことがある
それができなければ、全部無駄になる
ふざけた宣告を実現させない為に最も必要なことだ
なのに、せっかく与えられていた部品を組み立てる事もできなかった
今じゃ、頻繁に頭に届いてたモノも、あまり来なくなった
「お前はその器じゃあない」と見放されたのかもしれない
僕自身、最近、よく思う
以前の自分は、自分を買い被り過ぎていたと
最後のアレを考える時ですら、「自分の役目ではない」と思えてくる
役目なんて無いのかもしれない
本当に、ただの罰ゲームってやつなのかもしれない
…なんにしても、このクサレ脳ミソひとつでは勝てるとは思えない
ヒントと、それを再構築する為の動力源が必要なんだ
その作業を考える時、やはり必要なのは正統なる何かだと考えさせられる
しかし、本当に、ホンモノなんてあるのか、疑わしい
「銀」か「蒼白」か、それを得たとして、本当に変える事ができるのか
「役目は無い」のだとしたら、この考えすら間違いに思えてくる
そもそも、「罰ゲーム」なら、勝利も何も無い…か
ちっぽけなクズとして生きていくなら
目に見えるくだらない問題を片付けていくしかないよな…
自信なんか、今の時点じゃあ持てる気もしないけど
なんとかするしかないよね
…どーすんだろ
シャットダウン・ボルシチって聞こえる
どんだけだけだけー