なに | ファニーポッターと賢者の意志

なに

お前は、彼女をあんなにして、いったい、どう責任をとるんだ
あんなになってしまった彼女に、お前は何て言うつもりなんだ
―もう遅い、お前は受け継いで繰り返した
お前は自分がされたのと同じ手口で彼女を欺いた
奴等はお前に「ようこそ」って言うだろう
―俺はそのドス黒い渦に歓迎の言葉を送ってやるさ





何か、虚しい




もう、俺を軽蔑する俺の視線には慣れちまった

お前等が俺を軽蔑しても、残りの奴等は俺を責めはしない

寧ろ、正しい判断だと言う―Aに至ってはそれが生きる術だと言う

多数決の結果が俺なんだ・・・だから、今の、この判断が正しい

しかたないんだ






ところで、僕はいったい何をしているんだ

お前、いったい何がしたいんだ―わからない

つまらない、くだらない

そんなことをして、いったい何になるっていうんだ

そんなモノ要らない―欲しいのはそんなモノじゃあない

いったい何がしたいんだ

いったい、どうしろというんだ