DEATH NOTE 「やっぱりデスノートって面白!!」
- 著者: 大場 つぐみ, 小畑 健
- タイトル: DEATH NOTE (1)
最近になって初めてコミックを買って読んでみた。
前から面白そうだとは思っていたけどできるだけ出費は避けたかったし、今頃ジャンプで立ち読みしてもな・・・といった理由で関わることはなかった・・・。
しかし、ある人のススメもあって(最近読んだことないマンガを読んでみたくなったということもあり)、遂に買ってしまった。
自慢じゃあないがボクは普段人のオススメなんて絶対に聞き入れない。
ただ頑固なだけか・・・自分で出会わなければ運命ではなくなってしまうと思うからか・・・。
しかし、その人に薦められたときは、逆に小さいながら運命でもあるか・・・と思えた。
まぁ・・・その人の興味とか好みが自分に近かったこともあるけど・・・。
って、そんなことはどうでもいい(?)んだけど・・・。
まず始めに・・・こんなマンガがあって嬉しく感じた・・・。
「よく問題にならないな」・・・と思う点があったにも関わらず、堂々と連載され、書店に並んでいる・・・。
(日本はすぐになんでも問題にしたがるから・・・。)
だから・・・ボクも正直に言おう・・・はっきり言って「これ程共感できた主人公は初めてだ!」
この発言は少しばかり問題に思われるかもしれない・・・しかし、このマンガが認められているということは、自分でも気づいていない内に「デスノート」というものにひかれ、「手に入れたい」と思っている人がいるということではないだろうか・・・。
主人公の夜神月(やがみライト)が考えたようなことを、考えてみたことがある人がいるんじゃないだろうか?
実はボクは彼に似た考えを何度も持ったことがある・・・。
人は表面上そんなことは公言しないが、人間の本能にはそんな性質も含まれているのだ・・・。
だから人は犯罪に興味をもったり、悪にひかれたりすることがある・・・。
実際どうだか分からないが、原作者はそれを代弁しているんじゃないかと思う。
もうひとつ、このマンガはたびたびボクの考えをなぞるように細かいところで共感させてくれる。
「こんな風に考える人はいるだろうか」と思うようなことがこのマンガでは出てくる。
『DEATH NOTE』とはボクにとって主人公にも作者にも共感できるマンガなのだ。
そして、少年マンガにしてはとっても本格的なサスペンス要素・・・
まだ読み始めたばかりだが十分はまってしまっている・・・
このマンガを読めばきっと「やっぱり人間って面白!!」・・・と思う!・・・かもしれない。