第二回 運命とは・・・ | ファニーポッターと賢者の意志

第二回 運命とは・・・

運命とはいったいなんなのか・・・

辞書にのっているものはけっして答えではないと思う。

その言葉のとりあえずの意味であって、本質は別にある。


運命・・・ときいてなにを思い浮かべるだろうか?

どんな場景を思い浮かべるだろうか・・・?

よくあるのは、運命の出会いとか、運命のわかれ目とか・・・

運命の相手・・・というのもよくきく。

運命の出会いと相手・・・これはどちらも恋や結婚といったものと関連付けられがちだ。

しかし、ボクの考えではそれに限ったことではないと思う。

その考えの違いは「運命とは何か」・・・ということの考え方の違いにある。

ボクの考えでは、前回書いたように、運命というものは特に珍しいものではないと思う。

日常の行動にあり、ごく自然な人との出会いにあり・・・あらゆる選択にある。

・・・そう思う 。運命はいくつも種類のあるものだと思う・・・。

『パラレルワールド』・・・という言葉をきいたことがあるだろうか?

例えば、とても貧乏な生活をしている自分が、別の世界ではとても裕福な生活をしていたり、

自分とある人物の立場が全く逆にあったり・・・極端な例だがそういった別の世界のことをいう。

マンガなんかに出てくるパラレルワールドは上の例のように極端なものが多い。

しかし、「ある選択」で別の世界へ分かれるというのならほんの小さな違いでも、新たな世界はできていくはずだ。・・・別の自分が存在するパラレルワールドは無限に存在することになる。

運命の大まかな意味はそのパラレルワールドを作っていく分岐点・・・だと思う。

しかし、そうなると運命とは自分が気づかないものばかりだ・・・。

よく言う運命とは、極端に違うパラレルワールドを作り出すポイントなのだ。

しかしそれでは話が細かくなってしまうので、ここではその大きなポイントとなるものを運命として話そう。

人々が一般的に話す運命とはその大きなポイントなのだから・・・。

その運命というのが、人生を大きく左右する人間関係や将来歩んでいく道の選択だ。

つまり、「運命の出会い」「運命の相手」必ずしも自分にとって有益なモノではない・・・ということだ。

人によっては「最大の運命の相手」が自分を殺める人間という可能性もあるのだ。

・・・と、そんな考え方をするとロマンチックな考えをしていた人にとっては「とんでもない!」ということになる。

そこで、更にこう考える・・・

「運命とは、自分の人生を良い方向へ持っていく為の階段だ」・・・と。

全部通してみると考え方がコロコロ変わってるように思えるかもしれないが、

自分では「良い考え方ができるように、ポイントを絞って考えている」・・・つもりだ。

最終的な結論は、自分にとって都合のいいモノというか、希望を持てる考え方になるわけだ・・・。

「運命とは何かを得る為に利用するモノ!」・・・と。