大学受験には夏をうまく越えることが必要で | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

今日は浪人生の皆様にお伝えしておきたいことです。

 

第一回の全統記述模試の結果が出ましたね。一浪生はだいたい自己ベストの偏差値になったのではないですか。そりゃ~現役生と戦っているのですから。現状では一周回違いますからね。

現役時代にはE判定ばかり、良くてもD判定だったのが、見たことのない偏差値と合格判定に色めく人もいるでしょう。

でも、その結果は・・・決して嘘ではないですが、本当でもないですからね。まだこの時期ですから、優位に立っていて当たり前です。

ここで油断してしまってはいけません。

 

そして、この時期は梅雨と中弛みの時期でもあります。鬱陶しい天気が続き、スタート時点でのモチベーションも尽きかけていますね。

ただ、ここから2カ月、夏期講習期間が終わるまでの間に、おおよその受験の勝負が決まっていくものです。

ここで底堅い基礎力を得られれば、実戦演習期間に向けて大きく踏み出せます。入試へのビジョンも確立できれば、もうモチベーションの低下を心配することはないでしょう。上杉謙信の車懸り戦術の如く、受験に向けて猛進していけることでしょう。

逆にここから無為な時間となり、夏の終わりに秋風が吹いてしまうようですと、取返しが付きません。

 

第二回の全統記述模試が8月末か9月初旬にあると思いますが、これを本物の入試だと考えて、ここに照準を絞って勉強していくのはどうでしょうか。そのくらいの気合でやっていくのがいいと思います。

 

いくた