今日は新大学1年生に向けて書きたい 1 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

大学の講義が始まってから2週間くらい経過しただろうか。

受験戦争を勝ち上がり、大学に入学した諸君は、今どのような気持ちで学生生活をスタートさせたであろうか。

 

意外とうまくいっていない人もいるよね。思ったようにやれない人もいることだろう。

大学の中に友達が出来なくて焦っている人、講義内容がつまらなくて今後に不安を感じている人、いろいろな気持ちがあるのではなかろうか。そして、学生初のGWを迎える。

 

まず、言っておきたいことは

”今の時点では、全然心配することはない”

 

友達が出来ずに出遅れ気分な人もいるね。周りの学生が友達同士で仲良くしているのに、ボッチでつらい人はいるかもしれない。でもそれは全然心配することはない。学生生活は長いから、初めに出来た友達がずっと継続していくわけではない。

大学生は個々の生活形態が高校生とは異なっていて、物凄く多様化しているので、どの局面で気の合う友達と出会うのかは分からないもの。高校生みたいな”数学的包含関係”は成り立たない。

数式にすると

{友達}⊂{クラスメイト}

みたいな関係式が成立しているのは高校生だけで、大学生はコミュニティーが広いので、いろいろな友達が出てくるわけだわ。

まだ入学して間もないからそれが分かりづらいが、だんだん分かってくるので、心配は要らない。

 

そして出来れば今のうちから、同じ講義を受講している学生だけではなく、様々な方向性に意識を向けたい。

たぶん夏休みくらいまでは部活・サークルなんかも、新入生を歓迎してくれることだろうから、いろいろと顔を出してみるのがいいかも。自分に合わなければ二度と行かなければいいだけだから、お試しをしてみたい。

そういったことも含めてチャレンジ精神は持っていたいのだよね。無理に暴走する必要はないのだが、学生生活が始まった今だから、エネルギーを持って生活をしてほしいと思います。

 

今の時期に特に重視したい人間関係は・・・

”過去問を貸してくれそうな先輩をみつけること”

 

そこか~って思うかもしれないけど、大学のしきたりなんかについて、よく知っている先輩を見つけておくことは、学生生活を豊かにするから。

 

恋人がほしいと思っている人もいるね。でも今はお勧めしない。

”大学の入学式で隣に座っていた子と付き合ってしまうシンドローム”

というのがある。

入学直後は、期待感もあるが不安感もあるので、それを近くにいる子と舐め合ってしまうという現象。

この事例では、多くの場合には夏休みまでに別れることになる。

 

恋人を見つけたいのであれば、秋までは待っていた方がいい。自分の周りの異性の性格や状況も分かってくるころまで。

慌てる乞食は貰いが少ない。楽しいクリスマスを迎えられるようにすればいいでしょ。

 

講義がつまらないと感じている学生もいるのかもしれない。それは絶対に思っているよね。殆ど大学生全員が、多かれ少なかれ思っているでしょ。

でも、大学を卒業した私から言えること。

”全然興味ない講義も、意外と人生の中で役立つことは多い”

どんな局面で役に立ってくるのかは分からないのだけど。人生の中では、些末的な知識ではなく、幅広い教養を必要とされることが多い。いろんなことが教養の形成に役立ってくるから、頑張ってみた方がいい。

 

(続きはまた明日)

 

いくた