模試への取り組みについて | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

来月には、河合塾の共通テスト模試・記述模試が予定されているだろうか。

うちの予備校でも実施する予定になっている。

 

これに関して、どのように臨むかということについて。

 

まず、高校三年生に対しては、初回は練習試合ということでやってみてよいと思う。浪人生も加わった模試なので、高校二年生のときと同じような成績はなかなか取れない。偏差値は下落するはずだ。

実際に私の教え子の、東大現役合格者や国公立医学部現役合格者でも、5月の模試は厳しいスコアになっていることが殆ど。

しかし、やれることをどれだけこなせているのかを見極めるためにはよい機会となる。必ず、見直しをしてほしい。

模試はやりっぱなしにしてしまう生徒が多いのだが、復習をしていく中で気が付くこともあると思います。

 

浪人生も5月の模試は、何かを判定できる模試でもないので、それほど意識しなくてよい。浪人すると偏差値は多少は上がるものなので、逆にそれで安心してもらっては困る。多くの相手が、年下の坊主であることを考えれば、それなりのスコアは取りたいものだけどね。

 

出題範囲も狭いので、まだ入試に対する模擬試験という要素は強くはない。

今回の模試は、今後に繋げる練習試合と考えてよい。

 

私は、第二回の夏期模試が重要だと考えている。ここまでにある程度、”模試では”戦えるような学力を付けておきたい。

第三回は、私はあまり重視していない。もうその時期には、夏期までに準備した器で、入試問題への取り組みを始めていてほしいから。

 

まず、入試準備の前半戦の総括は、夏期模試にあると私は考えている。

 

いくた