今春、一貫校に入学する生徒がやってほしいこと 1 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

合格おめでとうございます。

入学おめでとうございます。


今後の学習はどうされますか。既に慌てて学習塾に入ったとか、そんな御家庭もありますよね。なんでそうなるのかなぁ〜って思いますよ。Fe会はすぐに満室になってしまうとか、噂はありますけどね。敢えて毒突いておきますよ。

"慌てる乞食はもらいが少ない"


新生活についてまだ分からないことが多いですよね。

電車通学はどのくらいの疲労を蓄積させるのでしょう。新しい学校生活は慣れるまでは疲れますよね。

部活はどうでしょう。週にどれくらい活動があって、どれくらい力を入れたらいいでしょうか。

授業の予習復習にはどれくらい時間がかかるのでしょうか。宿題はどれくらい時間を要するのでしょう。


その他、有形無形の課題点が出てくることでしょう。


とにかく夏までは、ルーティンに慣れていければ合格じゃないですか。この先6年間の礎ですから。オーバーフローして学校生活が嫌になってしまったらアウトですよね。


今後は本人に任せて全て考えさせるのであれば、塾に行きたいと本人が言えば行かせるのは、やぶさかではありません。しかしここで親御様が無茶をするのは良い方向性を生むとは思えません。

予備校の人間としては、そういったものも活用していただきたいものではありますが、上記を見ながら織り込んでいくのが上策じゃないですか。


これまで受験生だった頃は、小学生ではなく塾生でした。それはそうである必要があったのですから正解だったわけです。

これからは、日能研生でも名進研生でもなく、中学生になるのですから、まずは生活の軸を安定させたいところです。


すべては、始まりが肝心ですよね。たぶん急いで塾に入れてしまう親御様も始まりが肝心だと思って塾に入れているのでしょう。しかしもっと肝心なこともあると思うのですよね。


だからといって、勉強しなくていいとは言っていません。今の時期にも有効な学習をしておきたいところです。それがどんな学習なのかは、明日の記事にまとめたいと思います。


いくた