1/25.26.27は帝京大学の入試 | 中学入試と医学部入試の道の駅

中学入試と医学部入試の道の駅

小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

帝京大学は東京都板橋区にある。

医学部以外は八王子に多くの学部が集まっている。

帝京大学医学部の入試は、他の医学部とはかなり異なる形式で行われる。

 

英語は必須。残り2科目だが、数学・物理・化学・生物・現代文の中から選択する。

つまり英語・生物・現代文と選択すれば、文系学部のような受験型で医学部に挑むことができる。

高校の進路指導の先生も知らないことが多く”エッ、そんな形式で医学部受験できるのですか?”と言われたことも多い。

 

そして世の中には”現代文選択は合格できない”という風説があるが、私の経験上、むしろ現代文選択は合格率が高い。

 

もう一つの説として”生物がめちゃめちゃ難しい”というものがあるが、これは生物の先生もそう思うと言う先生と、そうは思わないという先生がいる。生徒に話を聞いてみると、どうやら生徒によって難しく感じる人も、むしろ自分に合っていると思う人もいる様子。

 

ちなみに数学に関しては、はっきりしていることがある。数学は出題範囲から数Ⅲが除外されている。微積分のβ関数(1/6公式とか1/12公式とか)が毎年問われている。2016年までは数学選択は明らかに不利であった。難しくはないが時間的に煩雑すぎる問題が多かった。2017年度からは非常に取り組みやすく数学選択はむしろ有利に感じる。

 

ここまでお読みいただければもうお分かりだと思うが、帝京入試は科目間得点調整がなされない。素点で勝負。

3日間のスコアの中で1回でも合格基準点を超えればいい。

だから、帝京受験をするならば、1日だけ受験するのではなく、3日間連続受験をお勧めしている。

3日間のうちのどこかでチャンスが到来するであろう。

 

メルリックス学院偏差値で64.0

合格ラインは、最終合格で

77.7→74.3→71.0→72.3→70.7→71.7→70.3→67.3→70.3

3科目勝負であるので、7割では許してもらえないことが多い。


いくた