電流の問題ね。それは流れる人には流れてしまうのだよね。 | 中学入試と医学部入試の道の駅

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小さな子供が健気に全力で取り組む中学入試。将来を掴み取るために必死で闘う医学部入試。予備校で数学を教える私が全力で応援するブログです。

何度か登場している日能研の姪の話です。

 

先ほど、姪の母親(私の妹)から連絡があって”電流の問題が分からない”ということだったのだよね。

今、ビデオ通話でお互いに図示しながら解決をしたところ。

 

電流の分野は苦手な生徒も多いですよね。滅茶苦茶多いような気がしています。特に女の子。

 

中学受験の勉強は年々難しくなっているのですが、電流の分野に限っては、私たちが受験した頃の方が難しかったと思います。オームの法則のような豆電球問題もありましたが、消費電力の問題もありました。今でも発熱量の問題はありますから変わっていないのですが、昔の方が難しかったでしょう。

 

しかし、電流が得意な生徒はいるのですよね。私は電流は細かく考えなくても、何となくやれば答えられていました。電流の問題としては難問とされるブラックボックスの問題も、問題を見れば回路が透けて見えていました。

"電流は流すものではなく、もうそこに流れているもの"

だから何となくが通用しなくなった高校物理では苦労しましたよ。

 

電流の問題の教え方はいろいろとあるのですが、塾ごとに異なるというよりも、先生ごとに異なるということもあり得ます。だから、どのように教えてもらってきているのかを聞き取ってからしか、私は教えることはしません。

だから電流問題が得意なお父さんが教えてあげるときには、注意してください。

 

この分野を苦手とする生徒が何とかクリアしていくためには、できる問題を増やしていくことが大切だと思います。全部できるようにするよりも、確実に着実にフロンティアラインを押し出していくこと。無理な問題は無理せず保留。

 

どの学校でも、電流とてことどちらかぐらいしか出題されないので、出題されないことを神頼みするという手段もあります。(←それはアカン)

 

いくた