夏に塾デビューとなる中学受験の御家庭も少なくはないと思います。首都圏では小３の夏休みというのは、平均的なのかな？東海圏では小３の冬休み・春休みが多数派だとは思いますが、それでも平均すると小４の夏休みくらいまでずれ込むと思います。いまだに東海地区の最難関校には、準備期間１年だけという生徒も一定数存在します。もちろんかなり少数にはなってきましたが。
上の記事の御家庭は、臨海セミナーからの転塾、というよりも、準備を経ての日能研デビューということで、うまくデビュー戦を飾れているように感じます。しかし、こんなにうまく塾生活に慣れていくのは、むしろレアケースですよね。スタート時点ではうまくいかないことも多く発生するのが普通だと思います。
通塾スタートの時点で一番気を付けたいことは・・・学習に対する良いイメージを持つことです。そうです。お勉強することが楽しいと思わせることです。もうそれだけで構いません。成績とかそんなものは、4年生までのものは無効ですよ。
お母さんにとっては、復習のチェックをしたり、宿題のサポートをしたりすることも大切かもしれません。しかし、一番大切なことは・・・頑張って勉強をした日には最大限の評価をしてあげること、おいしいご飯を作ってあげること、そういったことはそれ以降の受験生としての日々に明るさを見出すことにつながりますからね。
夏期講習の感想を聞いたときに”楽しかった”と返ってきたのであれば、大成功ということです。
いくた
